区立中学校間格差を解消することはできるのか?
区立中学校は通いたい場になっているのか?
昨日は世田谷区立小学校の卒業式でした。
卒業生と保護者のみなさまにお祝い申し上げます。
例年、来賓席に参列し、お祝いしてますが、
今回は保護者席での参列となりました。
6年間は長いようであっという間でしたが、
地元区立中に進学する愚息は、中学校生活を
あまり楽しみにしていないようです。
理由を聞くと、中学見学をした際に、
先生が厳しく偉そうで、楽しくなさそう、
とのことでした。
区立中学校間格差は容認できない問題
同じ世田谷区立の中学校でも
先日のブログで紹介した
> 注目される桜丘中学校、その取り組みが世田谷の全区立中に拡がるか?
桜丘中学校とは正反対とも言える
高圧的指導が未だになされている
中学校がたくさんあり、先日の議会質疑で
改善をするべきだと取り上げました。
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学校選択制ではない世田谷区は
住んでいる地域によって、教育に
差があってはならないと考え、
これまでに何度も改善を求めてきました。
高圧的な不適切指導の根絶を
特に風間の地元の中学校でも、
不適切指導を行う教員がいるということで
被害を受けた生徒から直接話も聞き、
教育委員会に対策を求めたこともあります。
世田谷区立の小学生が区立中学に進学するのは
1/3程度という状況が続いていますが、
このような実態を知れば、行きたくない子どもや
行かせたくないと考える保護者が増えても
不思議ではありません。
一方で、桜丘中学校には、
保護者が行かせたいと感じたり、
指定校変更をして入学する子どもが
実際にいるのです。
教育委員会は区立中学校の魅力作りに
取り組んできましたが、小手先ではなく
教員が変わって行かねばならない
時代なのだと改善を求めました。
とはいえ、実際には校長の権限が強く、
中学校を桜丘中学校のように変えるには
教育委員会が介入できないのが実状なのです。
カジュアルデーは改革の一歩となるのか?
この問題は、制服問題や校則問題など
他の議員も今回の予算委員会で取り上げ、
改善を求めましたが、教育委員会の改革?は
こんなピントの外れたものでした。
昨日のブログで綴ったオルタナティブ教育は
高圧的指導とは対極にあるものであり、
今回の議会質疑動画は昨日アップしたものの
続編なのです。
質疑動画でも触れてあるように
ことなかれ主義の校長が自ら改革する訳はなく
カジュアルデーで形式的に取り組んでも、
教員の指導が変わらなければ、
中学校が変わったとは言えません。
区民の皆さんの代弁者たる議員が
このように議会で改善を求める以外にも、
実は学校運営委員会が校長に改善を
要求することができるはずなのです。
中学校の改善については、選挙で再選できれば
取り組んでいくべき課題と位置付けています。
皆さんのご意見を区政改善に繋げていく為にも
再選せねばと感じています。