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知らぬ間に進められる都政とならぬように。

 急に夏のように暑くなったり、はたまた急に雨が降って寒くなったり、落ち着かない天気が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 明日から連休という方も多いと思いますが、天気の移り変わりが続きそうですので、体調には気をつけてくださいね✨

 さて、今回は、先月引き続き行われた都議会定例会最終日の本会議に私が会派討論を担当したので、その内容を話していきたいと思います。

 最初に、現在も引き続き行われているロシアによるウクライナ侵攻に対し非難の意を示し、その上で東京においても、平和記念館の整備や、平和全般に関する担当部署の設置をはじめとする平和意識の向上に取り組むことを求めました。

討論の様子

 また、予算については、様々な分野を取り入れて総括的に話しました。以下にその内容をまとめます。

・経済政策、人材確保策:コロナ禍で疲弊した都内経済の早急な改善かつ企業の生産性向上を図る。

・貧困政策:女性の非正規雇用者や失業者、低所得者の相談支援のさらなる充実と的確な対応の徹底。

・子ども政策:子育て世代への経済的な支援策の拡充やヤングケアラーの早期発見と早期支援のため、学校などの関係者との連携により支援を進める。また、児童相談所については、増加している児童虐待対応の強化のため、児童相談所の児童司の増加や人材育成の支援、そして体制強化を求める。

・新型コロナウイルス感染症対策:まん延防止等重点措置が解除された後も引き続きコロナウイルスの感染拡大を防ぐためにも警戒していく。また、私たちが繰り返し求めてきた「東京都のコロナ対策の検証」を行い、変異株にも迅速な対策をすることを求める。

・環境政策:CO2排出削減等による、脱炭素化実現のための取り組みや、都有施設で利用されるRE100の早期取り組み、プラスチック製品の再資源化のための都内各自治体への支援拡充を求める。

 また、都立病院については、コロナの収束が見通せない現段階では独法化を行うべきではないという立場であり、直営に戻すことの困難さから拙速であると述べた上で、都民サービスの低下が起こらないよう、安心して働き続けることができる職場環境の整備への積極的な取り組みを求めました。

 しかし、私たちが反対した第77号議案「東京都立病院条例を廃止する条例」は賛成多数により可決されてしまいました。

 多くの都民にとっては、メディアで大きく報じられること以外、東京都政が知らないうちに進められているということばかりかもしれません。

 皆さんに知ってもらいたい都政の課題を引き続きお知らせしていきますので、ご意見お寄せくださいね✨

ではまた次回お会いしましょう🙌

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