世田谷区はRE100自治体を目指すのか?
「RE100」って知っていますか?
「RE100」とは事業運営に必要なエネルギーを
100%、再生可能エネルギーで賄うことを
目標とする環境イニシアチブの一つです。
企業や自治体に広がるRE100
2019年2月16日時点では、世界全体で164社が
加盟しており、ナイキ、ネスレ、イケアなど
日本でも馴染みのある世界的な企業が
名を連ねています。
企業だけでなく自治体でも活動が広がっていて、
昨年地域再生可能エネルギー国際会議が
長野で開催され、幾つかの自治体が
再生可能エネルギー100%地域を目指す
長野宣言を採択しています。
脱原発を掲げる保坂区長
3.11後に脱原発を掲げて世田谷区長となった
保坂さんは、この8年間に様々な
エネルギー施策に取り組んできました。
来年度からは区役所本庁舎で使用する電力を
100%再生可能絵エネルギーにするとしています。
場合によってはコスト増という可能性もあるので
なぜ取り組むのか?を今一度区民に伝えていく
必要があるとの観点から、先週の代表質問で
質しました。
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この動画にもある通り、区長は自治体版RE100を
目指していると言っていますが、風間としては
区民に理解を得ながら、共に目指していくために
RE100自治体宣言をすべきと求めています。
世田谷区の使用電力を100%再生可能エネルギーにできるか?
区役所本庁舎の使用する電力は、世田谷区の
公共施設全体で見ると2.5%程度とのことで、
全てを100%にすることを目標に掲げることは
かなり高いハードルと言えます。
地方自治体が取り組む「脱原発」は
原子力に頼らないエネルギー消費に
シフトしていくことなのだと考えます。
だからこそ、保坂区長は高らかに宣言をし、
区民の皆さんに理解を求め、すでに宣言し
取り組む他自治体と共に脱原発社会を
目指していくべきなのだと考えます。
現政権は原発を「重要なベースロード電源」
と位置付けてしまいましたが、このRE100が
企業や自治体、さらに各家庭でも広がれば
脱原発の流れは加速するのではないかと
期待しています。