1. ホーム
  2. ブログ記事一覧
  3. TSUTAYA図書館で有名な武雄市を訪問

TSUTAYA図書館で有名な武雄市を訪問

 

九州視察2日目午後は、佐賀県武雄市に伺いました。

 

全国先駆けて、市立図書館の運営を

ツタヤ(CCC)に民間委託した事で

注目を集めた自治体でもあります。

 

 

一方で、民間事業者による

不適切な中古本購買も問題となりましたので、

その後の図書館運営について話を伺いました。

 

武雄市立図書館の内部。

武雄市TSUTAY図書館のその後

武雄市はこの問題を含め総括し、

まず、市の職員だった図書館館長は

委託先のCCC社員として転籍し、

市教委に運営状況を報告する事としたそうです。

 

 

また選書については、選書委員会を経て

教育長決裁に改めたとのことでした。

 

 

武雄市は、この図書館を市の拠点に位置づけ、

より多くの市民に訪れてもらえるよう、

子ども図書館を隣に新設していました。

 

隣に新設された武雄市子ども図書館。

図書館運営の委託化はあるのか。

世田谷区も図書館の民営委託が進められていますが

私たちは、選書について区が責任をもって

行うべきだと主張してきました。

 

 

一方で、民間事業者のイベントノウハウや、

図書館全体の雰囲気づくりなど、

武雄市立図書館は参考になる点も多々ありました。

 

 

世田谷区の中央図書館や砧図書館の

民間委託については、この視察を参考に

今後、会派内での議論を進めていきます。

ブログ記事一覧