世田谷区は先進自治体と言えるか?
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世田谷区議会は年に4回の定例会があり、
その際に代表質問と一般質問が行われます。区議会議員は4年間の任期ですが、
明後日から始まる定例会が
最後の本会議での質問となり、
風間は世田谷立憲民主党社民党を
代表して質問を行います。今回は以下の項目を取り上げます。
事前に提出する通告書 - 財政見通しについて
- 「RE100」宣言について
- 職住近接を目指す経済産業政策について
- 区民と協働で実現する国際交流について
- 誰もが安心して暮らせる世田谷の実現について
- 保育園に関する問題解決策について
- 国連子どもの権利委員会での指摘について
財政見通しについて
来年度予算案は過去最高規模となり、
ふるさと納税による流出額は53億円見込み。今後幼児教育無償化の影響で毎年25億円ほど
予算が必要となり、東京2020大会後の不景気で
税収減の懸念もあり、区の財政見込みを質します。「RE100」宣言について
「脱原発」を掲げ 当選した保坂区長は
エネルギー政策を進めてきましたが、
目標を区民と共有する必要があります。再生可能エネルギー100%を目指す
先進自治体がすでに宣言している
「RE100」を宣言すべきと求めます。職住近接を目指す経済産業政策について
区が基本構想に掲げている
「職住近接型地域が可能なまち 」
を実現するには経済産業政策を
根本から見直す必要があります。区内で成長する事業者の雇用支援をし、
フリーランサーやソーシャルビジネスに
取り組む区民を支援し、NPOや区民団体
を区政のパートナーとして育成すべき、
と求めます。区民と協働で実現する国際交流について
国際交流こそソーシャルビジネスの領域であり
外郭団体への委託ありきの現計画は
容認できません。様々な国際交流団体と連携し、世田谷区の
子ども達が「世界に羽ばたく」きっかけとなる
取り組みを進めよ、と求めます。誰もが安心して暮らせる世田谷の実現について
障害者と高齢者の福祉の拡充と
それを支える介護人材の不足解消に
取り組むよう具体的に提言します。また、大規模災害時に発生する犯罪について
対策と予防の普及啓発を求めます。保育園に関する問題解決策について
待機児童数が再び増加の可能性が高く、
3歳児待機児童問題も再燃した状況下、
緊急対策を求めます。また、認可保育園の入園選考や結果通知で
皆さんからご指摘いただいた問題解決に向け
制度改善を求めます。国連子どもの権利委員会での指摘について
9年ぶりに行われた
国連子どもの権利委員会による
日本の審査で指摘された内容は
世田谷区こそ率先して取り組むべき
と以下具体的に求めます。- 子どもの権利条約の広報強化
- 学校における子どもの権利周知
- 児童相談所の課題解消
- 家庭的養育の推進
- 学校での体罰防止
- 子どもを守る24時間体制構築
- いじめ予防のさらなる取り組み
- インクルーシブ教育の推進
- 障害理解教育の推進
- 放射能教育の見直し
- セーフスクールの取り組み
以上、世田谷区が自信を持って
先進自治体だと言えるよう
提言し、求めて参ります。風間の登壇は20日16時半頃かと思います。
こちらのサイトから中継動画を
視聴できますのでぜひご覧いただき、
皆さん自身でご判断下さい!