PTAは変われるか?
-
PTAはブラック団体なのか?
学校のPTA活動にどのような印象をお持ちですか?
働いている方の視点では、「非効率」や
「強制的」などの批判的な意見も多く、
そのブラックさについては、メディアでも
度々報じられています。風間もこれまでにブログで報告してきましたが、
PTAに関する多くのご意見を反映させ
PTA活動に予算付けをしている教育委員会に
改善指導するよう区議会で求めてきました。(下のボタンをポチッと押してチャンネル登録の応援お願いします!)
PTA会員の負担軽減のために見直しを
その一方で、保護者が協力しあって
子どもや学校を支えていく仕組みは
大切だと考えているので、
PTA活動は積極的に取り組み、
内側からの改善にも取り組んでいます。風間が保護者としてPTA活動に関わって
7年目となる今年は学級委員長を引き受けました。副委員長と共に、他校ではPTA見直し委員会
を立ち上げて改善しているケースがあることを
研修会で学びました。息子たちの小学校では、学級委員会が
年に1度各PTAが行わねばならない
単P研修会を担当しているので、
これを今年度は改善していこうと
副委員長と共に取り組みました。課題は、実施日時や内容から
参加者数が少ないことや
担当になったメンバーへの負担感。これを極力低減しようと、
他校の先例を参考にしました。情報共有や連絡はわざわざ集まらず
ライングループでやり取りをし、
集客に苦労しないよう、日時設定や
内容を変えたのです。単P研修会をワールドカフェ形式で
そして、先週末の土曜授業日午前中に
「●●小保護者カフェ」と題して、
ワールドカフェ形式のお話会を
実施するに至りました。あいにくの荒天(積雪)下、
昨年以上の保護者参加がありました。テーマを5つ設定し、
各テーマ詳しい方に
ファシリテーターを依頼。1つ目は子どものスマホどうする?
ということで、有名アプリ企業勤務で
学校に出張講演も行っている保護者中心に。2つ目は、私立中進学も多い世田谷で
地元区立中学ってどうなの?ということで、
地元中にお子さんが進学した元PTA会長中心に。3つ目は、習い事や塾どうしている?
ということで、学校外教育に詳しい
保護者中心に。4つ目は、子育てと自分について、
ということで、子育てワークショップ
などを行う保護者を中心に。5つ目は、長年世田谷の小学校で
教員をしてきた校長先生(女性)と
この小学校の特徴や子育ての
ぶっちゃけトークを。極寒の体育館で実施となりましたが、
どのグループも熱気に包まれていました。参加者の表情が充実した様子で
アンケート結果からも好評だったようです。PTAを変えていくことはできるはず
「PTAを変えて欲しい」と
風間のところに度々相談がありますが、
自分でやるには相当のエネルギーや
一緒に取り組む仲間が必要ということで
断念している方も多いと感じています。変えることを拒む人たちもいますが、
変えることに賛同してくれる人も
意外といるものです。子どもと学校を支える仕組みであるPTA、
時代に応じて変わって行かねば
非加入者は今後増加していく懸念があります。議員としても保護者としても
PTAが持続的に活動していけるよう
取り組んでいこうと思っています。