「風間ゆたか」ホームページ > 委員会視察報告その2

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視察2日目は奈良県の大和郡山市。
金魚の出荷高が全国1位ということとお城が有名なまちとのこと。
視察目的は「不登校対策総合プログラム」でした。
この市では不登校児童生徒数が、かつて年々全国平均以上に増加傾向にあり、平成15年度に「不登校児童生徒支援教育特区」の認定を受け、16年度から学科指導教室という場を設けたそうです。
教室といっても各学校内に設置するのではなく、市にひとつ。不登校で通学できない子ども達が学ぶ場所を設けたという表現の方がわかり易いかもしれません。
写真がその建物。
観光名所でもあるお城(城壁)の中にあり、立派な建物です。
時折、観光客が誤って中に入ってきてしまうこともあるそうです。
さて、これを設置した背景ですが、
不登校の児童生徒でもその要員は様々であり、中には学力の高い人もいるが、かつては出席日数の問題からどうしても成績評価が低くなり進路が狭まってしまうようなことがあったようです。
しかし、このような不登校児童生徒がより学習しやすい環境をつくろうと、特区を申請したそうです。
市の予算で教員を配置し、各教科学べる環境を整えることで、この教室がもうひとつの学校のような存在になり、不登校児童生徒の減少に繋がったということでした。
場を設けるだけでなく、学びやすい環境づくりは様々な工夫をされたとのこと。
教育長が卒業式では証書を授与されたそうですが、その教育長自らが我々に対してもその想いを直接伝えて下さいました。
まだまだ様々な課題はあるとのことでしたが、前日に続き、子ども達に対する愛情が感じられる先進施策に大変刺激を受けました。

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