【最新保育情報】都立公園内保育園と区立こども園
今日の世田谷区議会は3つの常任委員会が開かれました。
今月半ばから決算審議を伴う区議会定例会があるため、
役所からの議案の説明や報告事項は多岐にわたるのですが、
保育関連だけでもいくつか重要な報告がありました。
1)都立公園内への保育園整備が実現の方向へ
1年前、世田谷区議会では風間が最初に提案した都立公園内での認可保育園整備。
これまでは法令上の規制により整備できなかったのですが、
特区の申請が認められ整備できる目処がたってきたとの報告でした。
まずは都立祖師谷公園と都立蘆花恒春園の2ヶ所、
H29年春の開園を目指して都と協議していくとのことでした。
2)区内初の区立認定こども園の計画案詳細が提示
現在の区立多聞幼稚園が区立認定こども園に移行する件については
これまでもこのブログで報告してきましたが、
計画詳細の報告がありました。
当面、待機児童解消に全く貢献しない計画を糾弾してきましたが、
4歳児クラスからということと保育枠(2号認定)は8人程度である
ことには変更がありませんでした。
今回の計画では、当たり前のことですが選任園長を1人配置すること
(これまでの区立幼稚園は小学校長兼任でした)や
保育時間や給食費などについて報告がありました。
最初の区立認定こども園ということで、今後の指針となる
カリキュラムを策定していくとのことです。
9月11日に入園希望者向け説明会、15〜17日が1号認定(幼稚園枠)申込受付、
9月25日1号認定の内定、2号認定(保育園枠)については保育園選考同様
ということです。
3)区立砧幼稚園のこども園移行について
H32年度以降に移行する予定と公表している区立砧幼稚園については、
隣接する砧小学校の改築(建て替え)と一体的に検討してくとの報告でした。
保育関連を取り扱う福祉保健常任委員会は明日開催されるので、
明日は他にも新たな整備情報が報告できるかと思います。