決算特別委員会総括質疑要旨
本日から世田谷区議会は決算特別委員会が始まりました。
決算特別委員会では、我々会派として24分の質疑時間が配分されていますが、
初日は総括質疑ということで風間が担当しました。
H25年度決算の審議するのが本来の目的ですので
まずはH25年度の決算資料から質問していきました。
以下、質疑要旨を報告します。
詳細や答弁内容はこちらから動画をご覧ください!
Q1:
今回の決算で22年ぶりに基金残高が区債残高を上回る結果となった。
我々は行財政改革によるコストカットを具体的に提言しながら要求してきたので、
一定の評価をしているが、数字をつくるために単年度だけ
ということであってはならない。
電算経費と学校改築の工夫による経費削減が額が大きいようだが、
果たしてこれは再現性あるものなのか?
Q2:
電算経費削減については、クラウド利用やペーパーレス化など、
我々が以前から提言してきたことであり評価できるが、
学校改築においては、今後もプレハブ校舎を建てずに建て替えできる学校を
改築校として選定していく必要があると考えるが区教委の見解は?
Q3:
コストカットだけでは、行政サービスの拡充にならない。
子ども教育関連予算の拡充を要求してきた我々としては
保育関連予算を増加させて待機児童解消に取組む姿勢は評価しているが
学校改築以外の教育予算はほぼ横ばいが続いている。
福祉文化都市を目指す区長として保育および教育予算について
来年度予算を強化させる意向はあるのか?
Q4:
次に子どもの安全対策について。
既に文教常任委員会にて深刻な不審者情報については
全区の保護者に情報発信すべきと要求したが
その後の検討状況を問う。
他の22区の実態も調査したが、いくつかの区では、
教委主導で全校への情報共有を行っているので
世田谷区教委も取組むべきだ。
Q5:
先日の神戸市長田区の女児殺害事件後、
下校時に連れ去り発生のケースが半数と報じられているが、
世田谷区としては安全安心パトロールなどをこの時間に集中させるなど
危機管理室としても工夫が必要だと考えるがどうか?
Q6:
子どもの安全対策という点では、
先日の池ノ上小女児の交通死亡事故によって
区も対策を講じていると認識しているが、
ドライバーへの注意喚起という点では
滋賀発祥の「飛び出し坊や」を参考にしてはどうか。
Q7:
最後に子どもの安全対策について、教育長の考えを問う.