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世田谷区の危機管理について

昨日に引き続き、本日は決算特別委員会2日目。 企画総務領域の質疑で12分間担当しました。   今回取上げたテーマは危機管理。   これまでにも、 ・BCP(災害時の業務継続計画) ・パンデミック対策(新型インフルエンザの流行拡大) ・火山灰対策(富士山噴火を想定して) ・水害対策(アンダーパスへの自動車水没)   などを区議会ではいち早く提言してきましたが、 防災訓練についても、ヤフーが取組む他区の事例を紹介し、 世田谷区でも帰宅困難者対策として提言したことが実現したことから、 今後はより多くの区民に防災訓練に参加してもらえるよう 他地域での実施について問うところから始めました。   世田谷区はマッチングという名称で、 市民活動や役所の部署間が連携していく取組みを初めているので、 防災についてはまさにこれが好事例だと指摘し、 今後は教育委員会や学校とも連携して行うべきだと提言しました。   また、東日本大震災発災後、わりと早い時期から避難所などでの ボランティアに参加してきた経験から、 今回は避難所における備蓄についても提案しました。   水や食料などはある程度はできているものの ある程度避難所生活が長期化することを想定した場合に 電源の確保なども重要となってきます。   確認したところ電源の確保については ガソリンやガスを燃料とする発電機を配置しているものの 1日程度の燃料しか備蓄できない状況とのことでした。   水を燃料とする小型発電機が最近開発され 近々自治体向けに販売することを調査し把握していたので これを検討すべきだと提案しました。   世田谷区は人口も多く、避難所拠点も多いので、 発電機自体も低コストで燃料費用もかからないこの製品は 配置しておくべきだと感じたのです。   今回の御嶽山の噴火や先月の広島市の集中豪雨にしても 災害はいつ起こるかわかりませんから、行政としては 様々な想定をし、備える必要があります。   一方で、多くの住民が防災についての関心を寄せ、 訓練などに参加することも被害を最小限に止める 重要な取組みだと感じています。   今回の質疑を通じて、区としても様々な機会で 防災意識を向上させる取組みを考えているとのことが確認できたので このブログをご覧になっている皆さんも 家族で災害対策について考えてもらえればと思います!   今回の質疑応答については、こちらから動画をご覧下さい!

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