世田谷区の転入者増と保育園待機児童対策について
1月も最終日となり、認可保育園の選考結果が通知される時期となってきました。
保育園待機児童数ワーストの世田谷区は、新設保育園の整備遅延に伴い
認可保育園の4月入園倍率が最高となってしまったことは
以前のブログでも報告しましたので、
申請されている方にとっては気が気でない状況かと思います。
認可保育園に入れない人の数が相当数なので、例年の状況から鑑みて
結果通知後は多少のパニック状態が想定されますが、
認可以外にも認証保育所などの整備も進めてきたので
待機児童にならない為のアクションを冷静にとることが肝要です。
(保育園入園に関する個別のご相談はこちらからご連絡ください)
世田谷区は待機児童ワーストという状況ですが、
他区とは比較にならないほどの保育施設整備を進めてきています。
増やしても増やしても希望者数が毎年激増していく状況なのですが、
風間は低めのニーズ見積もりではなく、高めの見積もりをすべきだと
議会では要求してきました。
保坂区長になってからは、その激増も想定した数値で整備目標を
設定するようになったものの現段階では整備が追いついていない状況です。
世田谷区の転入者増については、本日の日経新聞で数値が報道されていました。
転入者から転出者を差し引いた転入超過数が、
湾岸エリアの人気が上がっているとはいえ、世田谷区がやっぱり1位でした。
子育て環境を整えれば整えるほど子育て世帯の転入が増えていきます。
「保育園を整備するから保育ニーズのある世帯の転入が増えるのだ」
といった批判も保守的な人たちからはありますが、
風間としては子どもが増えていくことは、
この国にとっても地域にとっても喜ばしいことですし、
区としては転入子育て世帯増加にともなう税収増加も見込めます。
「子ども最優先」の政治を世田谷から。
引き続き取組んで参ります。