被災地の妊婦さんに安心なお産を!プロジェクト周知のお願い
区政報告「せたがや」風間版の春号でも取りあげた東京助産師会ですが、
今回の被災者のなかでも妊婦さん支援のプロジェクトをたちあげました。
少しでも多くの被災者が、それぞれにとってのベターな支援をうけることができるよう
できることはなんでもしたいと思っていますので、
プロジェクト周知のお手伝いとしてブログにUPします。
以下転送されてきた文章を転載します。
子育てママ、20代~40代の女性の方、
是非同級生や被災地に居らっしゃる方に転送願います。
被災地の妊婦さんは、ネット環境のない方も多く、
このプロジェクトを周知するのが困難な状況です。
直接妊婦さんではなくても、
繋がっていけば妊婦さんに知らせることができるかもしれません。
都内に居る方に転送でも、
その方に知り合いが被災地にいるかしれないので、
是非御協力よろしくお願いします☆
東京助産師会 「東京里帰りプロジェクト」
『東京里帰りプロジェクト』は、
「寒い被災地にいる妊婦さんや赤ちゃんに
一刻も早く安心できる環境・温かいお部屋と食事を!」
をスローガンに、東日本大震災で被災され、
東京に避難を希望する全ての妊産婦さんが東京に避難し、
安心して産前産後の生活を送れるよう、
東京都助産師会を母体として始動したプロジェクトです。
☆被災地の妊婦さんへ☆
妊産婦さん事前確認事項
対象は、妊娠中~産後1年までの被災者の方です
(上のお子さんがいらっしゃっても大丈夫です。ご家族で、という方もご相談ください)
◆出産:
出産は、助産院または提携産婦人科でできます。
(出産一時金制度の救済策により、
妊婦さんはどこでも42万円で自己負担なくお産が可能です。
42万円には通常の4泊5日入院費用も含まれます)。
◆産後入院:
通常の4泊5日入院以降の滞在(産後入院)を、助産院でできます。
(2-3週間を想定)
被災地でお産をした場合や、提携産婦人科でお産をした場合でも、
産後入院は助産院で可能です。
産後入院費用は、1泊2千円で3食付、産後のケアを受けられます。
支払いが難しい場合は基金から全額充当することも可能です。
出産~産後入院中は助産師が24時間常駐です。
(妊娠中・ホームステイ中も助産師による出張ケアあり)
助産院滞在中に、お住まいに戻られる方、都営・県営住宅の空き待ちをなさる方、
一般家庭にホームステイなさる方、のご希望を伺い、
おひとりおひとりの希望に沿った案内をさせていただきます。
◆一般家庭のホームステイ:
受入家庭からは、プライバシーを守れる個室をご提供いただいております。
ホームステイは、1日2食付、日常生活に必要な道具は共用で使用でき、
無償で受け入れていただきます。
出産直後の「産褥期」は、妊娠・分娩によって生じた全身の変化が
徐々に妊娠前の状態に回復する大事な期間です。
赤ちゃんのお世話をする以外はとにかく横になり、
寝たきりでしっかり体を休めることが不可欠です。
出産時、母体からは、赤ちゃんのみならず、
胎盤や血液や羊水が一気に出ます。
ホルモンの状態も大きく変化しますし、
出産後1ヶ月近くは「悪露」といって子宮からの出血も続きます。
日本では古くから産後の過ごし方について「二十一日間は安静にし、
水仕事等も避けるように」と言われていますが、
その言葉に従い、少なくとも産後3週間は、
「見た目が出産前と変わらないし動けるから」と軽視せず、
十分な養生が要されます。
とりわけ被災された妊産婦さんは
非常時の身体的・精神的ストレスがある中、
安心する生活を送ることができるよう迅速に配慮する必要があります。
自然で満足なお産をサポートする心強い味方となるのが、
助産師が営む出産施設である助産院です。
助産師が、妊娠~出産~産褥の経過が正常であることを判断しながら、
アットホームな雰囲気の中、親身に母子のケアにあたります。
助産院で取り扱えるお産は正常妊娠・分娩に限り、
妊娠中期と後期には提携している嘱託の産婦人科医師の診察を受け、
正常な経過を確認します。
(妊婦さんは、東京移動後に健診を受けていただき、
必要に応じて提携病院でのお産となります。)
お気軽にご相談ください。
避難を希望される妊産婦さん、ならびに
本プロジェクトに関するお問い合わせは下記までお願い致します。
住所: 〒112-0013 東京都文京区音羽1-19-18
財団法人 東京都助産師会館 2階
一般社団法人 東京都助産師会
東京里帰りプロジェクト事務局 担当:丑田
080-3915-9923 (10:00 ~ 16:00)
☆是非、同級生、子育てママなどに転送願います。
繋がることで、妊婦さんに知らせることができます。
また、この寄付・物資の御支援もよろしくお願い致します。
以上です。