キャリア教育 学校任せでは実を結ばない
このような記事が毎日新聞社説に掲載されていました。
文部科学相の諮問で、中央教育審議会が「キャリア教育・職業教育のあり方」について審議を始めましたが、1999年に中教審が定義づけしたキャリア教育の前進を期待したいところです。
これまで10年間、学校現場中心にこのキャリア教育は試行錯誤を重ねてきましたが、体系的な課程が整っているわけではありません。
風間はかねてより、社会人として教員や教育行政の経験しかない人たちが「キャリア教育」を創り上げることはできないと主張してきましたが、これで少しは前進するのではないかと期待しています。
キャリア教育の必要性に関しては、今更言うまでもありませんが、
風間は小学生時よりこのような教育を受けておきたかったと思い、
前職ウィル・シードでは政府の教育事業に関わってきました。
そもそも、我々ベビーブーマー世代(ロスジェネの初年度世代)は、大学生になっても自分のキャリアを考えるような機会というのはほとんどなく、就職活動の突入していったわけです。
これを少しでも変えて行きたいと思い、ベネッセに入社し、キャリア開発に関わってきました。
あれから15年過ぎましたが、ようやく中教審で中身が審議されるようになったわけです。
現在、インターンシップの学生と共に、優良なキャリア教育に取組む各地域の調査をしていますが、
世田谷区の状況はこれと比べるととても残念な状況です。
日本語教育特区も結構ですが、都心で働く保護者が多いこの地域だからこそ、先進的にキャリア教育を進めていくべきだとこれまでも主張してきました。
今月下旬からの議会でもこのあたりはしつこく要求していきたいと思っています。
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