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政治への関心を持つ若者が揶揄される社会で良いのか?

若者の政治に対する関心の低さを表す調査結果

 

「国会は国民生活の役に立っていない」

 

そう感じる若者が3割だという昨日の
報道に目が止まりました。

 

ヤフーニュースより

 

17〜19歳の800人に対する調査結果
とのことですが、49.1%が「わからない」
と回答したとのことです。

 

この調査を行った日本財団は、
若者の政治に対する関心の低さを表している
とのことでした。

 

「意識高い系」と揶揄されることへの恐れ

 

先週末、風間のインターン学生たちが
「若者ボトムアップ政策カフェ」を
企画し、高校3年生から大学3年生までの
各学年の声を聞くことができました。

 

若者ボトムアップ政策カフェの様子

 

参加した若者たちは、政治や社会問題などの
話をできる友人が周囲にはほとんどいない、
とのことであり、この調査結果に
通づるものがあると感じます。

 

また、この場で出てきた意見として、
政治などの話題を出すと、若者たちの間では、
「意識高い系」と揶揄されてしまうので
怖くて話しだせないという声もあり、
主権者教育やシチズンシップ教育の
重要性が話題になりました。

 

世田谷区立校でのシチズンシップ教育は

 

風間は一部の関心ある人たちだけが参政する
お任せ民主主義では、危ういと感じており、
この国の政治が権力者のためのものに
なってしまう恐れがあると考えています。

 

故に区議会議員になった当初から、
シチズンシップ教育の実施を世田谷区立の
学校で行うことを求めてきました。

 

12年経った今、ようやく幾つかの学校では
取り組みが始まっているという答弁が
先日の予算委員会であり、
風間も発言しています。

 

 

1年半前には、昨日のブログ

 

> 教科日本語に学習効果はあったのか?

 

でも報告していますが、教科日本語の時間を
シチズンシップ教育に変えるべき、との観点で
決算委員会質疑を行っています。

 

 

就学前からシチズンシップ教育を

 

シチズンシップ教育といじめ予防を
就学前の子どもに行うことができる
ピースフルスクールプログラムは
オランダで進められているようで、
風間は注目をしてきました。

 

世田谷でも導入するよう議会で提案し、
教育委員会は今年度具体的に取り組む
とのことで、期待しています。

 

主権在民、この国の主権は私たち国民にある、
ということを幼い頃より学び、
地域のことや国のことを考え語ることが
当たり前となるようシチズンシップ教育を
実施すべき、と考えておりますので、
引き続き取り組んでいきたいと思います。

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