世田谷の区立校でBYOD!
世田谷区立学校のICT化が進展
BYODをご存知ですか?
BYODとは、Bringing Your Own Deviceの略称で、
個人所有のPC等デバイスを家庭から持ち込み、
活用できるようにする取り組みで、
民間企業などでは導入が進んでいます。
これを区立学校で導入する計画が
今週の文教常任委員会で報告されました。
その下の段にあるICT(e-ラーニング)を活用した
学習支援を来年度からは全校で実施する事は
先月のブログでお知らせしました。
世田谷区は学校数が多く、
ICT教育を進める度に莫大な予算を要することから
全国水準に比べ遅れていましたが、
これらの取り組みはかなり先進的と言えます。
12年間求め続けてきたICT環境整備
風間はICT教育環境整備は議員になった12年前から
何度も求めてきましたが、5年前にはようやく
区立小学校にタブレット導入が計画され、
全小中学校での導入やLAN環境整備、
ソフトの充実を求めてきました。
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これらも実現しましたが、児童生徒が使用する
デバイス(機器)を一人一台学校が用意するのは
非現実的であることからBYOD導入に取り組む
というのです。
生徒が作成したデータ等はクラウドに全て集約され、
一元管理され、集約されたデータは常に
クラウド上に存在するため、Wi-Fi接続等で
自宅でも学校でもe-ラーニングを用いた
学習ができるのです。
自民・共産の委員からは否定的な意見も
文教常任委員会で報告された際には
共産党や自民党の委員から、
「e-ラーニングについて現場の教員からは
否定的な意見も聞いている」
との指摘もありました。
これに対して風間は
「新たなものが学校現場に次々と導入される度に
教員から否定的な意見が出るが、だからと言って
取り組まなければ何も進展しないではないか。」
「教員はただでさえ多忙であり、新たなものを
導入する際には相応の時間を要するため、
教育委員会はこの取り組みが教員の負担軽減や
働き方改革につながるものだ
ということをきちんと提示すべきだ」
と指摘しました。
時代の変化は早く、民間に比べれば
行政や公立校は時代遅れになりがちです。
次代を担う子どもたちに対する公教育が
少しでも時代に応じたものとなるよう
これからも取り組んでまいります。