砧地域初の私立認定こども園計画
7月29日に投稿した「世田谷区待機児童対策がすごすぎる!」という記事には
過去最高のいいね数(本日現在436)をいただきました。
風間の投稿する保育関連記事は毎回たくさんの方からのアクセスがあり、
保活相談もホームページ経由でご連絡がありますが、
それだけ多くの区民保護者が世田谷区の保育園入園で頭を悩ませていらっしゃる
ということを日々感じておりますので、少しでもお役に立てればと
タイムリーに情報提供しています。
先週の区議会常任委員会では、
区立塚戸幼稚園を私立認定こども園に用途転換する旨の報告がありました。
世田谷区の区立幼稚園を保育園やこども園に用途転換していくことは
私たちがだいぶ前から議会で提言してきたことですが、
区としても既に決定していることであり、
区立幼稚園の充足率や待機児童数などを踏まえながら順次行っていく、
という状況でした。
区立塚戸幼稚園は区内最多児童数を誇る塚戸小学校と隣接しており、
幼稚園の敷地面積も2912平米と広いわりには
現在の定員が4歳児68名、5歳児68名となっています。
今回の計画では、これを0歳から5歳までで定員150名程度のこども園にし、
平成32年春の開園を目指すというものでした。
尚、塚戸小学校の大規模化によって児童一人当たりの校庭や校舎も狭まっているため、
用途転換の際には、幼稚園敷地の一部を分割して新BOP施設などを整備するとのことです。
用途転換までの移行計画は以下のようです。 ・今月:塚戸幼稚園が平成30年度末で閉園することを周知
・来年(29)度:30年度入園の募集停止、こども園運営事業者選定
・再来年(30)度:年長児クラスのみで運営、3月31日閉園
・31年度:私立認定こども園の整備
・32年度:4月1日開園予定
尚、区立幼稚園が果たしてきた役割を用途転換後の施設が担うことについては、
風間も以前から委員会で要求をしてきたことですが、
私立だとこれが担保されないのではないかという懸念もありました。
先週の委員会でも、この点については質問をし確認しました。
「配慮を必要とする子どもが入れないということないようにどのように進めるのか?」
答弁は
「自治体からの貸付などで整備する幼保連携型認定こども園においては、
教育および保育などに関する基本的な事項や運営に関して協定を締結する
ことになっていることから、これに盛り込んでいく」
とのことでした。
すぐにでも預けたい方にとっては、まだまだ先の話で入園が叶わない話かもしれませんが、
様々な手法・手段で保育の枠を増やす取り組みを世田谷区は進めています。
これから出産を控えている方や考えている方にとっても希望を抱ける、
そんな世田谷区になっていくよう引き続き取り組んで参ります。