保育園落ちた日本・・・
強烈なタイトルのブログが話題となっていますが、
国会では民主党の山尾議員がこれを取り上げさらに話題が拡がりました。
安倍総理は
「匿名である以上、実際本当に起こっているか、確認しようがない」
などと答弁を行い、
実際待機児童の問題に直面している親世代を中心に、
#保育園落ちたの私だ というハッシュタグと共に
安倍総理への怒りがTwitter上を席巻するような事態となっています。
匿名であろうとも、待機児童の問題が特に都心部で深刻なのは紛れもない事実です。
事実に正面から向き合おうとしない総理のこの答弁には風間も怒りを覚えます。
世田谷区の待機児童問題は初当選した10年前から取り組んできましたが、
当時の自民党出身区長が真剣に整備しなかったことが、今でも尾を引いています。
トップの意識次第で取り組みも変わってきますが、
総理がこの程度の答弁しかできないのであれば全国の待機児童問題は
今後もなかなか解決しない難題となってしまいます。
一方、世田谷区はトップが保坂区長になってから具体的な取り組みが進んでいます。
最近では認可保育園の二次選考が終わり、認証保育園の辞退が出てきているようで、
風間が保活相談を受けた方々から、預け先を確保できたという連絡が続々と寄せられています。
毎年この時期に相談にのった方々の結果報告を受けてきた風間の感触としては
今春の待機児童数は減少するのではないかと感じていますが、
そうは言っても全国的にはトップクラスの待機児童数でしょうから
世田谷区は待機児童がゼロになるまで、この問題は重点的に取り組まねばなりません。
さて、先日の委員会では、新たに3つ計画している認可保育園の事業者が
決定したとの報告がありました。順調に整備が進めば何も来春4月開園ですが
最近では近隣住民の反対など障壁があるので4月以降開園予定となっています。
【代沢二丁目(誘致型)】
住所:世田谷区代沢2-11
事業者:社会福祉法人 桔梗
予定定員:90人
このエリアは保育園も少ないので待ち望んでいる人が結構しましたが、
地元の反対がかなり強固で、整備が進まない状況でした。
定員を減らしてなんとか事業者決定まで進みましたので、
今後はなんとか予定通りに整備を進めてもらいたいものです。
【赤堤一丁目(誘致型)】
住所:世田谷区赤堤1-20
事業者:社会福祉法人 南町保育会
予定定員:60人
【鎌田四丁目(提案型)】
住所:世田谷区鎌田4-12
事業者:社会福祉法人 嬉泉
予定定員:77人