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父、風間益人急逝

年度の最終日、暖かな日差しと五分咲きの桜が心をほぐしてくれます。

一昨日、風間の父、益人が急逝しました。享年73歳。

長年、我が母校早稲田大学本庄高等学院で教鞭を執りつつ、 NHKのラジオ講座や放送大学などで「現代文」を担当してきました。

我々兄弟が直接授業を受けることはなかったものの

山の上にある汗臭い男だけの教室で「無駄話の多い」国語の授業をする

という話を、先輩や後輩から聞いてきました。

父は母校の開校メンバーとして埼玉県本庄市に移り住み、

陸上部やラグビー部、演劇部や茶道部など

顧問として生徒と接することを大事にしていました。

卒業生からは反対の声も多かった男女共学化に力を注ぎ、

引退間際には女子もいるクラスの担任ができたと喜んでいました。

その頃から体調がすぐれないことがありましたが、

定期的に通院をして経過観察を共にしていたので、

まだ当分元気だろうと思っていました。

風間が社会に出る際、生業のテーマとして「教育」を選んだことは

父の影響を多分に受けています。 そんな父には幼い頃厳しく育てられたので確執もありましたが、

風間が2年でベネッセをやめる決断をした時も

零細企業に転職して休みのない過酷な労働状況で苦しんでいた時も、

ベンチャー勤務で時給300円代で食えない時代も、

ベンチャー経営を引退して突然選挙に出ると決断した時も、

いつも否定せずに応援をしてくれました。

もうこの世には両親がいないのだと思うと心細いはずですが、

今はまだ実感がありません。

なぜ突然にこの日に逝ってしまったのだろうか?

よく考えたら、この日は父と母の結婚記念日でした。

きっと天国の母が、

「よく22年間頑張ったね。もうこっちに来てもいいよ。」

と呼んでくれたのだろう。。

そう思うと少し嬉しくもなりました。 家族を失うことは、残された者にとっては辛いことではありますが、

辛さや悲しみを乗り越えて人は成長し、その使命を果たしていくべきなのだと思います。

風間の使命は、父から引き継いだ「次の世代を育てていく」こと。

我が子を育てて繋いでいくこともその一つですが、

「教育」を仕事として次の世代を育むことに貢献することを引き継いでいます。

父が逝去し、一昨日からそんなことを感じていました。 そんな父との「お別れの会」では、長男なので喪主を務めます。

ご縁のある方、父の最後の姿を一目見てもらえれば父も喜ぶと思います。

以下詳細です。

通 夜:4月8日(金)18時〜 告別式:4月9日(土)10時〜 会 場:桐ヶ谷斎場 鶴の間 (東京都品川区西五反田5-32-20) 問合せ:おぼうさんどっとこむ木谷 (TEL:0120-056-594)

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