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古い政治を変えることはできるのか?

世田谷区議会議員選挙の投票率が60%まであがれば、 絶対に世田谷の政治はかわります。   一部の人たちの区政であってはならない! より多くの人に関心をもってもらいたい! 「投票」という形で政治を変えることに参加してほしい! 皆さんと共に世田谷の政治を変えたい!   そう願って、発信し続けてきました。   風間も企業人であった9年前までは、 全ての選挙で投票はするものの “区政に期待していないいわゆる無党派”でしたが、 保育園待機児保護者となり世田谷区政に疑問を抱きました。   「これだけ税金を納めていて、何故保育園に入れないのか?」   区議会議員になって知りました。   待機児童解消の為の予算拡充をせず、 各種団体には補助金や事業委託という形で税金が流れ続け、 公共工事には莫大な予算を割き、役人幹部は外郭団体に天下る。 それを容認し、議会を変えようとしない 保守的な議員と役人の馴れ合いの実態。   こんな古い政治は変えねばならない。 その為にはこれまで区政に関心のなかった方々にもこの実情を知ってもらい、 問題意識を共有する必要があると考え、ブログやSNSで発信し、 区政報告を作成し、街頭にて訴え続けてきました。   では、何故なかなか変わらないのか?下のグラフをご覧下さい。   左側のグラフは今から16年前、 右側は前回4年前の世田谷区議選結果ですが、 投票率はいずれも41%台。   もう30年近く40%程度という状況が続いています。   つまり、世田谷は有権者の半分以下の人達で選んだ政治家が 区政を決めているということになります。 そしてこの40%のうちの一定数は、 例えば区から補助金や業務委託などでお金が流れてくる組織の関係者であったり、 特定政党を支援している組織に属している人であったりします。   このような人から、熱心に投票依頼をされたことがある人もいるのではないでしょうか? これがいわゆる固定票となり、投票総数のかなりの割合を占めます。 結果として、世田谷区議会は16年前も今も 自民・公明および自公と共同歩調の1人会派&無所属議員によって 過半を占めている状況なのです。 もちろん、これが公正に行われた選挙結果ですから 異議を唱えるつもりはありませんが、 選挙に行かなかった無党派の方々がもっと投票に参加すれば、 結果は変わると考えます。     グラフの詳細を見ると、第1勢力の座を保持してきた自民党は16年前と比較すると、 定数減に伴い今期は当選議員数が若干減っていますが、 候補者合計得票数はほぼ変わりません。   昔から地縁団体や業界団体の固定票によって支えられていることが考えられます。   また、常に第2勢力である公明党は定数減にともない 今期から候補者を1人減らしたので、今期から1人減っていますが、 その間に候補者が誰一人として落選しておらず、候補者合計得票数も微減ですから、 これまた固定票によって支えられていることが想像できます。   こうして固定票によって支えられてきた自公が議会の実権を握ることで、 役所はこの両政党の意向を重視する行政運営をしてきたともいえます。   しかし、国政選挙になると世田谷区民の投票率は60%程度まであがります。   その結果は保守勢力が勝つ事もあれば、リベラル勢力が勝つ事もありましたので、 区議選には投票しなかった20%(=約14万人)の方々が、 選挙結果に大きな影響を及ぼしてきたことがわかります。    よって、風間は訴え続けてきました。   「世田谷区政の実情を知って下さい! そして、投票という形で世田谷区政に参加して下さい! 世田谷区議会議員選挙の投票率も60%まであがれば、 絶対に世田谷の政治は変わります!」と。   風間は諦めていません。 「世田谷の未来の為に闘う政治」を。   それは、「特定の団体の利益や私利私欲にとらわれない政治」であり、 「改革を拒む勢力に対して毅然と闘う政治」であり、 「役人と馴れ合いの閉鎖されたやりとりからみなさんとの対話に変えていく政治」です。   この文章を最後まで読んでくれたあなたのような方が増えて、 区政に対する問題意識が拡がっていけば、 必ず世田谷の政治は変わると信じて活動し続けてきました。   変革の輪が拡がることを目指して。   この記事の拡散、宜しくお願いします!  

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