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世田谷の保育待機児童を減少させるためには…

風間は8年前、待機児童保護者になりました。 その後、区議会議員になり、待機児童保問題は、 当事者として最も時間を割いて取り組んできました。   風間が議員になった年から認可保育園への申請者数は増加傾向。 翌年東京ワーストとなり、500人規模で毎年増加しているにもかかわらず 保育施設整備は毎年3〜400程度でした。   3年目の頃、109点の育休明けでも多くの人が入れなくなり、 当時の区長に政治決断を迫った結果、2010年度は1300強の枠を整備しました。 この8年間でこの時だけ若干待機児童数は減少したのです。   そして、保坂区長が就任。保育施設整備は本腰を入れるようになりました。   昨日風間が行った区議会での一般質問では これまでの保坂区政の待機児童解消の取組み姿勢は認めつつも 結果的に整備できた保育枠は毎年600〜800程度であり、 これでは解消どころか減少もしないことを指摘してから 保育政策ついて以下のような提案を致しました。 1)区内大学にこども園や保育施設の整備を   このブログでも報告したように、日本大学や昭和女子大学が 認定こども園の開設を計画しています。   世田谷にはたくさんの大学キャンパスがあるので、 他大学にも保育施設整備を働きかけよ、と提案しました。   答弁としては、該当2大学に対しては保育枠を多く設置してもらうように働きかけており、 他の大学についても検討していくとのことでした。   2)文京区の空家対策事業を参考に小規模保育施設等を整備せよ   文京区は今年度新たな空家対策事業を始めました。 空家持ち主がそのままにしておくことの大きな要員としてお金の問題があります。 文京区は一定の条件を満たす物件について、解体費用の助成をし、 10年間の無償借り上げをすることで、固定資産税の負担をなくすという取組みを始めたのです。   風間はこれをヒントに保育施設を整備すべきだ、と提案しました。   担当部署の答弁は、これから研究していくとのことでしたが、 もっと積極的に検討すべきとの観点から保坂区長に再質問。   区長は、あらゆる方法を検討するとの答弁でした。   3)都立公園への認可保育園整備を   これは前回の定例会で提案していますが、詳しく調べていくと 公園内への設置は法的に困難であるなどいくつかの課題をクリアしないと 整備できないようでしたので、その後の世田谷区の取組みを問いました。   答弁としては、現在国に対して特区の申請をしており、 その中のひとつに公園内への保育所整備があるとのことでした。   4)認証保育所から認可保育園に移行する際の在園児配慮を徹底せよ   以前、このブログでも報告していますが、 認証保育所都合で在園児配慮がなされないようなことがあってはならない との観点から、これを徹底するように指摘しました。     今回のように風間が提案する保育政策は、自分で政務調査した内容だけでなく、 このブログを定期的にチェックしている保護者の方やママ友、 保育施設経営者、保育士さんなど様々な方から寄せられたご意見も参考にしています。   次回は2月から始まる定例会で会派の代表質問を行います。 今回の任期で最後になりますので、それまでに是非ご意見をお寄せください!

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