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ドットジェイピー創業者佐藤大吾氏の熱き講演

先日大学生の為の社会貢献講座SATの13回目を行いました。   13回目のゲスト講師は、数々のビジネスやNPOを立ち上げてきた 風間と同級生の佐藤大吾氏。   大学生と政治家を繋ぐ、議員インターンシップを初めて組織的に行った ドットジェイピーの創業者です。   SAT13.JPG   この日も30名強の学生が参加しました。   以下、ツイッターでライブレポートしたものを一部修正して報告します。   ドットJPは若者の投票率向上を目指し始めたプロジェクト。 現在200人の学生主体で運営されていて、これまで1万人以上が参加。 既に27人の卒業生が議員になっている。 2004年の高校生のなりたくない職業第1位は議員という現状。 政治家とはどのような人達か?一次情報を取りに行くべき!自分の目で現場を確認せよ! との主旨で始めた。   佐藤大吾はNPOがこの国にできた時からNPOを経営している。 ただし、これまで会社を作っては売却してきた経験から、 NPOの専門家というより会社経営の感覚でおこなっているとのこと。   佐藤大吾氏が今、一番時間をさいているNPO法人チャリティープラットフォームのお話。 ミッションは寄付文化の創造。「どのチャリティを応援していいかわからない」に対して、 最も信頼される存在でありたい。ということでチャリティ・ナビを運営。   チャリティナビを運営するために、全国6000件のNP0を調査。 殆ど活動実績のないNP0が多いため、 その中からきちんと活動しているNPOをチャリナビで紹介。   これまでいくつもの企業で成功してきた佐藤大吾でも、 企業に対して「寄付してください」という営業では100社で100連敗したそうです。 そこで、「寄付を集めてください」に変えたら8割以上の賛同を得たとのこと。   英国は日本の半分ほどの人口にもかかわらず、寄付は7倍ほど。何故なのか? 調査したところ、「寄付文化」がないのではなく、寄付のインフラがないということ。 最大の要因は税制。募金箱も圧倒的に少ない。   企業に寄付を集めてもらうものの、その企業の利益をもらうのではない 仕組みを提案して、支援の輪を広げたそうです。   今では一般財団として取組むのが3つ目のジャストギビング。 個人から薄く広く寄付を募る仕組みが必要。 英国発世界最大級の寄付仲介サイト。 これにほれ込んで3年前に英国本部に突撃アプローチしたそうです。   英国に訪問して、日本で展開していくプランを熱く語って口説き落とす。 今年の3月に3年かけてようやくスタートし、 半年過ぎた今では1000万円の寄付が集まったそうです。   佐藤大吾の当面の目標はジャストギビングを起動にのせること。 7ヶ月で1000万、法人としては10%の手数料だから100万円。 こんなスタートアップの遅い事業をこれまでやったことないので。とのこと。   佐藤大吾のメッセージ。 学生からNPO起業の相談を受けるけど、法人格決めるのは最後にしとけと。 何がやりたいのか?どうなりたいのか?株式会社の方が選択肢が広がる。。 NPOは直接受益者(第一顧客)からお金を回収できない場合に有効。 支援してくれる第二顧客を得やすくなる。   佐藤大吾の夢がない人へのアドバイス。(反省を踏まえて) 1.長い旅にいけ。 2.金を貯めておけ。 3.本を一杯読んで勉強しとけ。  (内部にないのだから外から情報を得ていけ、本からは魂を削った著者のエネルギー) 4.友達つくれ。  (ひとりでやれることは少ない、結局だれかのお世話になる。貸しをつくっとけ。) 5.インターンに行け(現場で学べ) という熱いメッセージで終了しました。     風間はこれまで、インターンシップの学生を独自で募集して受け入れてきましたが、 ドットジェイピー次回(来年2・3月)の議員インターンシップを受け入れようと思ってます。   ご支援のクリックをお願いします! にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログへ
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