子どもの命を守るために
昨日、文京区の公衆トイレ個室で
中学3年生の女子が首吊りをして死亡していたというニュースを見ました。
女子生徒は下校後自宅に帰らず、制服姿で首をつっていたそうです。
警視庁の調べによると、
学校側からはいじめの事実は確認されていないそうですし、
女子生徒の部屋からは「死にたい」「友達がいない」という内容の
書かれた大学ノートなどが残されてたようです。
平成18年の自公政権時代には
文部科学省から「文部科学大臣からのお願い」という文が
当時の小中高校に配られました。
この文章には
「いじめられて苦しんでいる君は決して一人ぼっちじゃない。」
という文や
「はずかしがらず、一人で苦しまず、いじめられていることを話す勇気をもとう。」
という内容が記されていました。
しかし、この文言を見聞きして、
「いじめ」に対して向き合おうと考えた生徒は
はたしてどのくらいいたのでしょうか。
風間の知人の校長先生も
国から送られてきたこの文章を
生徒達に伝達することが効果的かどうか
真剣に悩んだそうです。
いじめに限らず、
子どもの自殺はとても深刻かつ複雑な問題です。
小中高生の自殺者数は
毎年300人前後で推移しています。
現在は少子化ということもあり、
自殺率から見ると上昇傾向にあるようです。
私たちが育った時代とは社会環境も大きく変わり、
子ども達もストレスが増大しているといわれている社会で、
試行錯誤しながら生きています。
スクールカウンセラーの配置や教員研修など
政府や行政ですでに取組んでいることもありますが、
風間は議会でもネットいじめでの対策なども進めるように
世田谷区教育委員会には要求してきました。
次代を担う子ども達が自ら死を選択するということのないよう
政府も教育委員会も取組んでいく必要があります。
世田谷区でも同様の事件がおこらないよう
引き続き教育委員会に対策の強化を求めていこうと思います。
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