世田谷区の予算案可決と天下り
今日は議会運営委員会と本会議がありました。
当初は本日が最終日の予定でしたが、
31日まで会期延長となりました。
本日は先週まで審議していた22年度予算を議場で採決しました。
一部の会派の反対はありましたが、
我々世田谷区議会民主党は
リーマンショックの影響を受けて激減する税収見込みという状況下、
土木予算は削減され、保育園関連などの福祉予算が増額となっており、
全体的に「コンクリートから人へ」の流れを評価し、
予算原案に賛成致しました。
本日はその後、議員互助会という形で
今年度で定年退職される区幹部の送別会がなされました。
我々は区の管理職が定年退職後、
区の関係団体に再就職することは天下りだとして批判してきましたが、
区や保守的な会派は、
世田谷の場合国の天下りのように退職金を天下り先でもらわなかったり
報酬は職員時代に比べて激減するとのことから
天下りにあたらないとの答弁を繰り返しています。
今回は以下のような天下りがあるようです。
道路整備部長 ⇒ 世田谷区社会福祉協議会(外郭団体)
みどりとみず政策担当部長 ⇒ 世田谷区社会福祉事業団(外郭団体)
教育委員会事務局教育次長 ⇒ せたがや文化財団(外郭団体)
社会福祉協議会総務部長(出向) ⇒ 世田谷区社会福祉事業団(外郭団体)
世田谷保健所健康企画課長 ⇒ エフエム世田谷(外郭団体)
世田谷サービス公社管理部長(出向) ⇒ 世田谷ボランティア協会
この他には世田谷区役所にて区政専門嘱託員として
非常勤で働く退職者もいらっしゃいます。
長年区政に従事された経験を
このような形で活かしてもらうことは
歓迎ですが、
区の外郭団体に幹部として天下っていくことは
昨今の就職難の時代に区民の理解が得られないのでは
と議会でも主張してきました。
この件は引き続き改善を求めていくところです。
とはいえ、長年世田谷区の為に何十年も勤務されてきた方々には
敬意を表します。
お疲れ様でした。
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