区立中学校卒業式と教育委員会のずさんな管理
今日は予算委員会の予備日でしたが、
午前中は区立中学校卒業式が行われました。
風間も地元の駒留中学校の卒業式に来賓出席してきました。
今年で3回目の出席ですが、毎年
卒業生達が涙しながら合唱する姿には感動させられます。
さて、区政ではこの公教育の現場を管轄するのが
教育委員会ということになりますが、
昨日の予算委員会文教領域で
またもや世田谷区教育委員会のずさんな管理体質が
民主党の重政はるゆき議員の指摘により明らかになりました。
世田谷区教育委員会事務局の大失態については、
別件で以前にも報告しましたが、
今回も同じ「太子堂調理場」に関する問題でした。
世田谷区の複数の中学校給食を作っている太子堂調理場ですが、
いわゆるセンター方式という形で、区設区営ということになります。
教育委員会事務局が管理運営しているということになりますが、
生徒から給食費を徴収し、その収入から食材を購入して
給食をつくっているわけです。
前回の問題は、管理ミスにより1600万円ものお金が
足りなくなってしまったということでしたが、
今回露呈したのは、年度末に余裕が出てしまった分を
現場の担当者が勝手に計画とは異なる食材購入していた
ということでした。
これを区教育委員会の担当課長など管理職が経緯を
把握していなかったというのも問題です。
法令違反ではないようですが、献立委員会で決められた
適切なカロリーに基づいた献立が守られなかったり、
食材も高級なものに変えられたということなのですが、
その権限に関する定めもないまま、
現場の裁量で行われていたというのです。
我々民主党は世田谷区教育委員会の体質そのものの
改善をこれまでに再三求めてきましたが、
次々とこのような問題が出てくるので不信感は募るばかりです。
現場の裁量範囲を定めるガイドラインの策定や
食材卸業者との関係も含めて透明性を確保するような
改善を最終日の補充質疑で求めていく予定です。
この件に関しては、教育長がなんら答弁をしていないので
どのような答弁をするのか注目です。
世田谷の教育委員会を正していくために
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