世田谷区政初!決算認定に反対多数
今日は半月にわたって行われた決算特別委員会の最終日でした。
補充質疑後に、一般会計と5つの特別会計の認定に関して
各会派が態度を表明することとなりましたが、
世田谷区政が記録に残っている上では初めてのことが起こりました。
特別会計である中学校給食費歳入歳出会計の認定について
反対多数で認定されなかったのです。
賛成したのは、
自民党・公明党・世田谷無所属の会・無所属でした。
賛成したある会派では退席者も出ました。
民主党の中でも結論を出す前の議論の段階では
「認定すべきでは」という意見もありましたが、
風間は職員のミスによる約1600万円もの影響があった決算を
認定すべきではないと強く主張しました。
平成20年度の中学校給食費会計については
今年の4月にブログで報告しましたとおり、
職員のミスにより食材購入費約1600万円が不足してしまった為、
一般会計から流用したという事実があります。
9月に風間が行った代表質問では、
この責任を誰がどのように取ったのかを問いただしました。
職員のミスによって発生した1600万円の損失を
区民からお預かりしている税金で補ったといっても過言ではありませんが、
担当職員と担当課長の「訓告」という処分であったことが明らかになりました。
今日の補充質疑で風間は
この処分がどれほどのものなのかを確認しましたが、
総務部長曰く「職員としては大変重く、恥ずべき事」だそうです。
しかし、結局は文書による「注意」ということであり、
昇給や昇進に直接関与するものではないそうです。
確かに風間が公務員の知人何人かに確認すると、
訓告の受止め方は人によって様々でした。
このような状況から、
認定して良いという理由が見つかりません。
しかし、
今回の決算特別委員会では認定されなかった
中学校給食費歳入歳出会計も
来週行われる本会議では出席人数によって
変化する可能性があるようです。
こんな実情、より多くの区民に知ってもらいたいものです。
来週の本会議にご注目下さい。
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