小学生から区長へ、子どもの権利条約の掲載を再び
「子どもの権利条約を母子手帳に
掲載してほしい」と世田谷区内の
女子小学生から依頼がありました。
お会いしてお話を伺うと、彼女は
NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
(FTCJ)の小学生メンバーとして、
児童虐待や児童労働などがなくなる
社会を目指し、子どもの権利に関する
活動を行っているとのことでした。
これは、子どもの権利について
取り込んできた保坂区長にも
直接伝えるべきだと考え、
今日一緒に会いに行ってきました。
保坂区長と面会した当初、
彼女は緊張した面持ちでしたが、
保坂区長からの優しい問いかけにより緊張が
ほぐれたようで、
これまでの経緯や主旨などの説明を
しっかりと伝え始めました。
自分の母親が持っている
自分に関する世田谷区版母子手帳には
子どもの権利条約の記載があったにも
関わらず、現在の母子手帳には記載が
ないことを知り、区役所出張所に
その理由を聞きに行ったことや
保護者が捨てずに持ち続ける母子手帳にこそ、
子どもの権利条約を掲載する意味があると
考えたことなどをしっかりと話していました。
保坂区長もそのような状況に関心を示され、
世田谷区だけでなく日本、世界へと
広めていきたいという彼女の訴えに
賛同していました。
この様に、小学生の頃から社会の様々な課題に
向き合うことはとても大切なことであると考え、
これを学校教育の場で行うべきだという
観点から、風間はシチズンシップ教育の導入を
世田谷区教育委員会に求めてきました。
今回の彼女の取り組みについては実現するまで
サポートしていきたいと思いますが、
このようなソーシャルアクションが
広がる社会になるよう
シチズンシップ教育導入についても引き続き
取り組んでいきます。