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世田谷区の認可保育園に入れない件

世田谷区認可保育園の選考結果が通知されてからは、 毎日何人もの方からの苦情やご相談メールがきています。   申込者の半分近くが入れていない状況ですし、 順位を聞いてみても2次選考が絶望的だということで 怒りの鉾先が風間の所に向けられることもあります。。   議員になって以来この6年間、世田谷区議会議員としては最も多く、 保育環境改善の具体的提案を含めた質疑を行ってきたと自負していますが、 これだけ待機児童がまたもや出てしまった事実は変わりませんので 力不足を認識し、引き続き改善に向けて取り組んで参ります。   落選された方からのメールで主だったご意見は、指数が同点だった場合、 所得の低い家庭が優先されることについての不公平さが納得いかない、 ということでした。   これは、数年間に突然議会側への相談もなく行政が取り決めたことでした。   それまでは、有償保育利用期間の長い方からでしたので、 多くの方が入園を望む認可保育園の選考として所得の優先順位をあげるのは 保育に欠ける方を優先するという本来の趣旨に反すると 風間は強く反対してきました。   しかし、選考基準をいくら変えても入れる人と入れない人が入れ替わるだけのことですから、根本的な問題を解決していく為には、きちんと需要予測を行い、満たすだけの整備をしていかねばならないとも要求してきました。   そもそも待機児童数5年連続東京ワーストという結果をもたらしたのは、 前区長時代の甘い需要予測が問題だったということも指摘してきました。   当時の予測では、0歳児人口が横ばいから減少へという見込みであり、 実態は毎年増加傾向にも関わらず、修正してきませんでした。   昨年度も認可保育園申し込み者が、対前年で微増に留まったことで、 なんら根拠もなく「高止まり」という希望的観測を表明していました。   このような行政の怠慢が、今日の待機児童激増につながっている ということを是非知っておいて下さい。   前区長時代はこの時期になっても具体的対応策がでてきませんでしたが、 保坂区長は、申込み者激増が判明した12月の段階で対策を指示しており、 一昨日の委員会で追加対策・緊急対策の取り組み状況が一覧で報告されましたので 参考にして下さい。  
認可保育園の整備には大きな土地が必要となってくるため、 すぐにたくさん整 備するということがなかなかできてきませんでしたが、 認証保育所は少々整備しすぎだというほど、ここ何年かで増やしています。 よって、認可保育園の1次選考落選で、2次も指数が変わらない方は 待機児童保護者にならな い為にも近隣の認証保育所に改めて 問合せなどを行うことをお薦めします。 皆さんからのご意見をお待ちしています。

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