株式会社運営の保育施設は…
連日熱い日が続きますが、
このところ保活相談が連日のように寄せられます。
保活の早期化はここ2・3年は顕著ですが、
少し活動を始めて、わからない事があったり行き詰まったりして
今後何をすべきかという類いの質問が寄せられたり、
点数の高い方からは保育の質についての相談が多い状況です。
世田谷区も保育施設整備に取組んでいるものの
待機児童の多い0歳1歳の来春入園可能枠は
解消というほど整備できるわけではないので
保活をされている方にとっては
活動をしていても不安が募ってくることかと思います。
保育施設は待機児童解消も重要ですが、
世田谷区は質の確保にもとりわけ注意を払ってきました。
過去の様々な保育関連の不祥事による反省からくるものですが、
平成20年には小田急ムックによる保育職員数の虚偽記載による
補助金不正受給という問題が発覚し、都と区は改善指導を続けてきました。
今日の日経新聞では、この小田急ムックが木下ホールディングスに
事業譲渡される旨報じられていました。
世田谷区としては、持株会社の変更及び従事職員の雇用継続など、
利用者や区民にとって支障を来たすことのないよう
質の確保と円滑な事業継承が行われると認められることから、
利用する区民に対して丁寧な説明を行うこと等を求めていく、とのことです。
株式会社の場合はこのようなことがあり得ますが、
経営者が変われば経営方針やサービス内容が
時間ともに変化する可能性は否定できませんので
区には特に保育の質が保持されているかを継続的に
チェックしていくよう要求していきます。