世田谷区の新たな防災・防犯対策
災害対策については、東日本大震災後に度々被災地支援に訪れてきましたので
これまで議会でも具体的な提案を行なってきました。
今年度から災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会で委員長を務めていますが
本日の委員会ではいくつかお知らせすべきことがありましたので報告します。
報告事項は以下11件でした。
(1)オウム真理教問題対策について
(2)旧希望丘中学校跡地活用方針(案)について
(3)平成26年度防災塾~地区防災計画策定を目指して~の実施について
(4)防火水槽の設置について
(5)妊産婦・乳幼児関係における災害時協力協定の締結について
(6)地区会館等へのスタンドパイプの配備について
(7)せたがやNPO防災ワールドカフェ~被災者から支援者へ~の開催について
(8)東日本大震災復興支援金の寄贈(第5次分)及び募集期間の延長について
(9)世田谷区内刑法犯認知件数について
(10)迷惑電話チェッカーのモニター利用について
(11)世田谷区における治安向上の取り組みに関する覚書の締結について
3点トピックを簡潔に報告します。
(5) 妊産婦・乳幼児関係における災害時協力協定の締結について
災害時の妊産婦・乳幼児支援策として、いくつかの機関と協定を結びました。
医療的ケアは成育医療センターと助産師会、
避難所開設協力は佼成学園(給田)、戸板中高(用賀)、
昭和女子大(太子堂)、二階堂高校(松原)とそれぞれ協定締結をし、
砧地域については目黒星美学園と現在協議中とのことでした。
(7) せたがやNPO防災ワールドカフェ~被災者から支援者へ~の開催について
来月8日、世田谷区の主催で「せたがやNPO防災ワールドカフェ」
が開催されます。
風間は気仙沼へ度々復興支援に行っていますので、
行政の方々と災害対策の意見交換もしてきました。
気仙沼も災害後の復旧復興においては自助共助公助以外にN助、
すなわちNPO・NGOの支援が大きかったことから
世田谷区でも予めNPOの支援が受けられるような取組みをすべきと
議会で提言してきました。
その第一歩の取組みと評価しています。
(9)世田谷区内刑法犯認知件数について&(10) 迷惑電話チェッカーのモニター利用について
今年度の世田谷区内の刑法犯認知件数については若干の減少傾向とのことでしたが、
世田谷区では振込め詐欺被害は増加しており、今年度の被害額が合計7億円強とのことでした。
その対策の一環として、迷惑電話チェッカーのモニター利用募集を行うとのことで、
3月3日に受付開始となるそうです。
ナンバーディスプレイ利用者は無料でWILLCOM社の機器が貸与されるそうですが、
先着100名とのことですので、興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
以上ですが、都知事選挙の際にも首都直下型地震を想定した災害対策は 都民の関心事だと報じられていました。 世田谷は約90万人が暮らす最大自治体なので、今月末の一般質問でも 具体的に新たな政策提言をしていこうと考えています。