世田谷区保育施設整備最新情報
世田谷区認可保育園の4月入園2次募集の締切も迫ってきました。
毎年1次辞退者も一定数いるので、少ない枠ですが確実に何人かには
2次で新たな内定連絡がいくかと思います。
さて、一昨日は福祉保健常任委員会があり、保育関連の報告事項を傍聴しました。
世田谷区の保育園整備の最新情報をお知らせします。
まず、今年度整備分で整備が遅れていた園のうち、
以下の2つの園で開園の目処が立たなくなったという
残念な報告があります。
1つ目は7月に開園予定となっていた
仮称)下馬二丁目保育施設(下馬2−25)定員100名
運営事業者:(社福)日本フレンズ奉仕団
近隣住民の理解がなかなか得られず話し合いを継続していくとのことです。
もう一つは9月に開園予定となっていた
仮称)弦巻五丁目保育施設(弦巻5-10)定員258名
運営事業者:(社福)水の会
こちらは国の土地を借りるわけですが、引き渡し前に
土壌から基準を超える数値が確認されたとのことで
引き渡しの目処がたたないとのことです。
これで、今年度は計画上1550人分の整備を掲げていましたが、
実際に整備の目処がたったものが1242人分、
最終的に4月に間に合ったのは615という結果でした。
目処が立ったものの半分以下となったこの結果は、
待機児童となってしまう家庭のことを考えれば、
容認できるものではありません。
議会で厳しく糾弾していきます。
今年度整備できた615の中で今回初めて明らかになった枠が15あります。
家庭的保育事業(新保育ママ)が「(仮称)ラフ・クルー経堂保育園」付属で
整備されることとなったとのことです。
平成26年4月1日に以下の場所で開所される予定です。
実施場所:UR賃貸住宅フレール西経堂(東京都世田谷区船橋5-17)
定員:15人(3住戸×定員5名)
そして、平成26年度の認可保育園整備計画が報告されました。
誘致型、提案型、小規模保育事業の3つの手法で整備され、
合計1400人分の整備を目標としています。
これには、来年度に開園延期となってしまった今年度整備分は含まれていないので
全て計画どおりに整備されれば、2000程度の保育枠拡大ということになります。
今年度の失敗を活かし、来年度は計画倒れとならないよう
具体的提言を持って議会で働きかけて参ります。