バングラデシュ人不正な海外療養費の請求
先週のことですが、
海外渡航中の治療費を給付する国民健康保険の「海外療養費制度」を悪用し、
日光市から約115万円をだまし取ったとして、
バングラデシュ人2名を逮捕した、というニュースがありました。
2名のうち1人は世田谷区在住の為、
世田谷区が被害にあっている可能性があると区から報告がありました。
世田谷区の容疑については、現在、
警視庁がICPO(国際刑事警察機構)を通じて現地警察に病院の領収書等の確認をしており、
今後の捜査で被疑者の詐欺容疑が確定した後に、供述調書と区からの被害届の提出により立件される見込みということです。
被害届の対象は、被疑者から不正に申請されて支給した海外療養費と、
その支給により算出される自己負担額に対して支給された高額療養費であり、
容疑者らが2009年以降、
複数の区役所などから1千万円以上の療養費を不正受給したとみられています。
日本の役所は簡単にお金をくれるのでやった、
などと供述しているということ。
区として二度と同じような事態を招かないよう、
制度含めその対策を外国人の立場に立ちながらも、していくべきだと考えています。