【世田谷区】区立幼稚園を用途転換へ
本日の文教常任委員会で、
「(仮称)区立幼稚園のあり方に係る具体的方針(案)」について、報告があり、
平成28年度から区立幼稚園の用途転換を実施する方針が打ち出されました。
区立幼稚園の用途転換については、世田谷区として以前から検討してきましたが、
選挙前ということもあり、公明党や共産党が強く反対し、
我々や自民党は賛成してきた、という経緯があります。
現在9園ある区立幼稚園ですが、以下の3つに用途転換をする方針です。
1.認定こども園
2.認可保育園
3.教育関連施設(新BOPやほっとスクールなど)
今月15日に「区のおしらせ」とHPで公表。
来年2月に(案)が提示され、9月から区立幼稚園の児童募集停止を開始し、
平成28年度から新たな施設でスタートしていく予定のようです。
世田谷区では保育園の待機児童が年々増加している一方で、
幼稚園の充足率は区立も私立も8割台が続いていることから、
風間としてはこども園や認可保育園への転換を要求してきたところです。
まだまだ根強い反対はあるようですが、
行政も時代の変化に応じていかねばなりません。
また、別件での報告でしたが、来年から区立幼稚園は
利用料金の見直しも行われます。
これまで月8000円だったものを1万円に改定する方向です。