フィンランドの子育て状況
議会も閉会中なので、連日の調査活動となりますが、
今日はフィンランドの教育・子育て状況をヒアリングしてきました。
フィンランド在住でフリーライターの日本人ママ靴家さちこさんが
帰国しているとのことでお話を伺いに言って来ました。
PISAでフィンランドが1位になって以後、
日本の教育関係者によるフィンランド詣でが始まったと揶揄されるほど
日本の教育界では注目されている国ですが、風間も訪れたことはあり、
世田谷区議会でも就学前教育で参考にすべしと要求したこともあります。
見習うべき取り組みがある一方で、実際の日本人居住者がどのように感じているかは
中々見えてきませんので、とても良い機会でした。
就学前教育については自治体によっても形式は様々なようですが、
子どもたちが自主的に学んでいく準備期間と設定されており、
靴家さんの息子さんもスムーズに小学校に入学できたそうです。
また、フィンランドの教育でも、詰め込み教育する時期があることや
高校卒業試験と大学入試は大変であることや
徴兵制があることの影響などの話を伺うことができました。
教育問題は国策として取組まねばならない問題が大半ですが、
基礎自治体単独でもできることはたくさんあります。
靴家さんとは今後メールなどで情報交換させてもらうことなったので、
引き続き研究していこうと思います。
こちらの写真は宝島社のe-mook「LOVE!北欧」で掲載されている靴家さんの記事です。