初めての保坂区長との一問一答
今日から世田谷区議会は決算特別委員会が始まりました。
本会議とは異なり、この委員会は
各会派に人数×8分が与えられて
一問一答方式で質疑応答が行われます。
保坂区長と初めてこのような形式で行う質疑となるわけです。
初日の総括質疑で風間も20分ほど担当しました。
質疑応答要旨を以下報告します。
■財政難が続く世田谷区政、不足分をどのように補うのか?
【風間】
世田谷がリードしてきた子ども医療費助成が見直し項目に入っているが、
所得制限を設けるとか廃止するなどとんでもない。
区民サービスを削る前に行政のムダを廃する方が先である。
これまで提案してきた税金のムダ遣い排除について、
保坂区長はどのような考えるのか問う。
1.少額決済に潜むムダ遣い
50万円以下の課長決済については
エプロン分割発注による入札逃れや
HPトップページデザイン変更に50万円弱も支払うなど
問題を指摘してきたが、前区長の下で役人からは
改善に取組む様子がなかった。
保坂区長は取組まないのか?
【答弁】
保坂区長の答弁ではなく、板垣副区長より
できる範囲で取組むといった消極的な答弁だったが、
その後の中村議員からの同様の質問に
区長自ら、積極的に取組む旨の答弁があった。
2.全国各地で進む行政委員の報酬日額制導入について
選挙管理委員の報酬については、
地方自治法が定める原則日額に改正すべきと
これまで条例改正案も提出してきたが、
保坂区長はこれに取組むつもりはないのか?
【答弁】
保坂区長自ら積極的に検討していく旨の答弁があった。
3.土木費削減にむけて
世田谷区の組織体制を見ると、
保健福祉領域が5つの部であるのに対し、
都市整備領域は6つも部があるのは
予算規模を見てもバランスが悪い。
統廃合などのスリム化などを行い、
土木費削減に繋げるべきと考えるが
区長は取組む気があるか?
【答弁】
区長からは、区の組織の見直しには積極的な発言があったものの
板垣副区長からは都市整備領域の組織改変には消極的な答弁がなされた。
■保育待機児童を減少させる為にどのように取組むのか?
【風間】
今年度の保育サービスの整備数は昨年度よりも少なく、
このままでは再び待機児童が増加してしまう可能性が高いと感じているが、
待機児童数を減少させるためには
あと半年で区長の政治決断による新たな追加整備に取組むべきである。
区長は取組ませるつもりはないのか?
【答弁】
区長から名言は避けるものの、
待機児童対策に積極的な姿勢がうかがえた。
以上です。
区議会のホームページから質疑応答の様子が
映像確認できますので、詳細はこちらで是非ご覧下さい!
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