外郭団体にたくさんの税金が・・・
今日は区民生活常任委員会を傍聴してきました。
常任委員会は5つありますが、
我々世田谷民主党は4人なので、
区民生活委員会には委員がいないのです。
本日は、各常任委員会で所管の外郭団体に関する報告聴取だったのですが、
風間の所属する文教領域には外郭団体がないので、区民生活委員会の
傍聴をしたわけです。
区民生活常任委員会は、
以下の5つの外郭団体を管轄しています。
・公益財団法人せたがや文化財団
・公益財団法人世田谷区産業振興公社
・公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団
・公益財団法人世田谷区シルバー人材センター
・株式会社 世田谷川場ふるさと公社
それぞれの外郭団体の平成22年度決算報告がありましたが、
区のお金がかなり投じられていることが改めてわかります。
以下、各団体の数値を紹介します。
【公益財団法人せたがや文化財団】
・受取区補助金:約12億5千万円
・受取区助成金:約1億3千万円
事業収益は約9億円で経常収益計約23億円。
【公益財団法人世田谷区産業振興公社】
・受取補助金 約5億円
事業収益は約1億円で経常収益計約6億8千万円。
【公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団】
・受取補助金:約1億7千万円
事業収益は約1億8千万円で経常収益計約3億6千万円。
【公益財団法人世田谷区シルバー人材センター】
・受取補助金 約1億2千万円
事業収益は8億2千万円で経常収益計約13億7千万円。
【株式会社 世田谷川場ふるさと公社】
・区からの委託事業:約3.5億円
売上高合計は約6.3億円。
世田谷区は財政難が続いている状況下、
補助金や助成金が自主事業収益を上回っている団体も多く、
我々はこの金額を削減していくべきと要求してきました。
今回は23年度の予算書も併せて報告がありましたが、
多少補助金・助成金を削減しているものの
事業が仕分けられているわけではないと感じます。
これらの団体には世田谷区の元職員幹部が
天下っているわけですが、
本当に外郭団体がおこなう事業が必要なのか?
そしてその事業は外郭団体が担うべきものなのか?
など、事業仕分けを行っていく必要があると感じています。
保坂区長の下、新体制で来年度どのように取り組んでいくのか?
今月から始まる区議会定例会で確認していく予定です。
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