葛飾区、一部の砂場を使用中止へ
今日のニュースで「葛飾区が砂場使用中止」と報じられていました。
葛飾区は、区内の小中学校や幼稚園などの砂場の空間放射線量を測定した結果、
毎時0.25マイクロシーベルト以上の数値が出た29カ所の砂場を使用中止し、
再測定するとのです。
葛飾区が今後、砂の入れ替えなどに取り組むのか注目しています。
世田谷でもこれまでに、砂場の放射性物質に対する心配の声が
数多く寄せられてきました。
世田谷区には公園が566ヶ所あり、
そのうち278箇所に砂場があります。
先日1キロメッシュで区内全域の調査をした際には
30箇所の公園砂場も含まれていましたが、
いずれも測定値は、毎時0.02~0.11マイクロシーベルトで、
平常時の年間被ばく限度1ミリシーベルトを超えない数値でした。
また、区立小中学校94校、区立幼稚園9園、
区立保育園50園にも砂場がありますが、
いずれも同等の数値でしたので、
世田谷区としては使用中止などの対処をとりませんでした。
区民からは砂場における砂の入れ替え要望の声もありましたが、
世田谷の場合は区立だけでも400箇所を超える砂場がありますから
砂の入れ替えととなると相当な予算が必要となってきます。
とはいえ、一昨日のニュースでは、
福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝検査で、
45%で被曝が確認されていたことを明らかになったと報じられていましたので、
子どもの被爆回避対策は行政としてしっかりと取り組まねばならないと考えます。
世田谷区は、放射線の測定を継続的に行うということですので、
引き続き情報が入り次第、ブログでお知らせしていきます。
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