気仙沼復興支援活動【続編】
昨日に続き、気仙沼復興支援活動報告です。
お昼を頂いた後、そのまま唐桑地区で、
シンデレラプロジェクトでの靴の提供先を探しました。
まずはこの地域の唐桑小学校を訪問。
教頭先生とお話した所、物資は市からも提供されており、
わりと充実しているとのことでした。
風間はこれまでに全国各地の小学校を訪問してきたので、
このような新しいプロジェクトに積極的に参加してみようという
学校管理職が少ないことをよ~く知っています。
再開したばかりの唐桑小学校では難しそうだと察しましたので、
受け入れ先として、どのような可能性があるかを伺いました。
すると、この小学校には唐桑幼稚園が入っていて、
園長先生も小学校長兼任ではないとのことですから、
早速、直接お話をしてきました。
この幼稚園の園舎は被災したそうで、
現在小学校で間借りしているのだそうです。
園長先生は園児達に新しい靴をプレゼントするこの企画を
とても有難がって下さり、園児の保護者にご案内してくださることとなりました。
園児は全部で24名。
早ければ、来週末の派遣隊が、靴とメッセージカードを持って
届けることができるのではないかと思います。
その後、市内中心街の状況を見て回りました。
湾岸は地盤が下がっていて、満潮時には冠水すると聞いていましたが、
随所にこのような看板が掲げられていました。
気仙沼の象徴とも言える市場も、満潮近くになると水没してしまうそうです。
(写真左側が市場の屋根のある部分です。)
市場再開に向けて、工事が行われていました。
そして、かつて賑わっていた港湾地域は、
火事の影響でまるこげになっており、
空爆後の世界を想像させられました。
また、写真のように、
至る所に船が陸に打ち上げられたままとなっていました。
川には、まだ撤去されていない住宅やトラックなどが
たくさんありました。
鉄橋には復興祈願の大漁旗が掲げられています。
そして、最後に市役所を訪問しました。
入り口近辺には、全国各地から寄せられた
応援のお手紙などが掲示されていました。
有名人だけでなく、中学生からのお手紙などもあります。
毎年、目黒さんま祭でたくさんのさんまを提供してくれる気仙沼市。
今年は目黒さんま祭の開催が危ぶまれたようですが、
目黒区の復興支援に応えたいということで、
気仙沼市はなんとかさんまを9月に提供してくれるのだそうです。
現状の気仙沼市は、未だ倉庫で腐敗しているさんまが2000トンもあるそうで、
昨日のように気温が高くなると、街じゅうに腐敗臭が漂うようです。
しかし、市としても6月にはカツオを水揚げできるよう、
水没してしまう市場の再生工事を急ピッチで行っているとのこと。
目黒区は志願した職員6名を窓口業務支援で、派遣しているそうです。
人・もの・金とあらゆる支援を行ってきたそうですが、
気仙沼の市民レベルで始まった目黒へのさんま提供同様に
伊藤ゆう都議は、目黒区民として、
今後どのような支援ができるのか意見交換をしていました。
復興には時間がかかりそうですから、
より多くの方に、直接現地で復興支援活動に携わってもらえればと思います。
風間も議会活動の合間をみて、引き続き復興支援活動に取り組みます。
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