ウーマノミクスが日本を変える
昨日、NHKのクローズアップ現代で、
「ウーマノミクスが日本を変える」
という特集が放送されていました。
従来の理念的な女性の社会参画という時代から、
日本経済において女性が欠かせない存在になっている時代に
変化してきているということでした。
女性社員の登用などで業績を伸ばしている企業の事例や
若手女性起業家の取組みなどが紹介されていました。
出産後に職場復帰しやすい環境整備に取組む企業も増えてきており、
世田谷ではまさに共働き世帯が増加傾向にあることを
保育園待機児童問題を通じて実感するところでもあります。
それでも、先進諸国と比較すると
まだまだ日本は、女性の就業率が低いのだそうです。
しかし、欧米先進諸国は女性就業率が高い一方で、
専業主婦を望んでいる女性の比率が実は高いという
調査結果が報じられている記事を目にしました。
「経済的な不安がなければ、家にいて子どもと過ごしたい」
と答えた人が69%だったとのことですが、
日本でもこう願う母親はまだまだ多いかと思います。
これは、かつての日本の一般的な家族モデルであったでしょうし、
私の母も専業主婦でしたが、
バブル崩壊後、
急速な経済発展がなかなか見込めない状況下、
経済的な不安を抱え共働きを選択せざるをえない
家庭が増えてきているのも現実だと感じています。
しかし、風間が接する20~30代女性は、
出産後何らかの形で仕事を継続したいと考えている人も多く
キャリア志向の女性が増加傾向にあるというのも現実だと感じています。
ウーマノミクスが日本経済をより一層発展させる可能性は大いにあると考えますが、
これを促進する上でも、ワークライフバランスや子育ての環境改善などは
政治の力で取組んでいかねばならないことだと改めて考えました。
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