第12回SAT「六次産業を学ぶ」
今日は大学生の為の社会貢献講座SATの第12回。
今回のテーマは「6次産業を学ぶ」ということで、
(株)農都共生総合研究所の代表取締役 川辺亮氏に
ご講演頂きました。
川辺氏から、まずは6次産業とは何か?ということから、
写真にあるように、トマトを事例にわかり易く説明頂きました。
川辺氏はこれまで、数々の地域再生や6次産業化のコンサルティングを行ってきたようですが、
捨てられていた規格外野菜などの生産物を利活用するのが王道とのことでした。
また、最近のアグリビジネス成功パターン3点セットとして
・農業の生産者コミュニティー
・農産物直売所
・農村レストラン
であると教えてくれました。
ビジネス用語などもちりばめられた講義だったので、
ビジネスパーソンにとっては大変興味深いお話でしたが、
参加した約50名の学生たちは最初のうちはキョトンとしてました。
それを察知した川辺氏は
前職時代の洋菓子商品開発の裏話などで盛り上げてくれました。
おかげで、最後の質疑応答では、これまでにないほどのたくさんの質問が寄せられ、
大変有意義な講義となりました。
後半のワークショップは風間がファシリテートをし、
前半のインプットをそれぞれがアウトプットしてみる、
というグループワークを行いました。
遺したい「地域資源」を想いうかべることからはじめ、
それを必要としているひとがどこにどれくらいいるのかを想定し、
具体的にどのような工夫をすれば、実現できるのか?
各受講者が考え、グループ内で発表しました。
学生それぞれが、故郷や祖父母の田舎などを思い浮かべ
ユニークな提案もいくつか出てきていました。
最後に、それらを実現するための手段としては
「社会的起業」という方法もあるが、
風間のように地方議員となる方法もあるので、
キャリアプランの選択肢を拡げていきましょう!
と締めくくりました。
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