給食室改修とネットいじめ対策など世田谷の教育環境は
今日は文教常任委員会がありました。
報告事項は以下3件でした。
(1)松原小学校給食施設の改修について
(2)世田谷区立中学校における学校非公式サイト等の監視について
(3)区指定文化財桜木遺跡出土の縄文時代遺物展の開催について
内容は以下のとおりです。
(1)について
昨年ノロウィルスの集団感染が2度も発生してしまった松原小学校。
発生の要因として疑われた学校内給食施設は
保健衛生上の基準に適合していない状況でしたが、
ようやく夏休みに改修する具体策が提示されました。
約6千万円を投じてほぼ基準に近い施設にするとのことですが、
それでも学校内という都合上、
基準を完全に満たすことはできないようです。
他の区立小中学校は基準を満たしているのか気になり確認すると、
基準を満たしている給食室が8校程度とのことでした。
区立校は100校弱あるのに満たしているのが1割程度とは愕然としますが、
他校での集団感染再発防止策も早急の取組むよう要求しました。
(2)について
昨年外部を交えて検討を始めた学校非公式サイト対策を
今年度からは年間500万の予算を組んで外部委託をし
ネットいじめ予防を本格的にスタートさせました。
委託先は他区で先駆けて受注したあのITベンチャー。
調査2ヶ月で1万件以上の区立小中学校に関係する固有名詞を発見し、
いじめの懸念があるような書込みは3件あり削除対処済みとのことでした。
(3)について
世田谷区指定文化財である桜木遺跡出土の縄文時代遺物展が
6月5日~7月3日で開催中とのことでした。
区内最大級の縄文時代のムラの土器や石器などが
一括展示&解説されているようです。
広報不足からかまだ100人程度の来場者とのことですので、
関心ある方は是非足を運んでみてください!
会場は宇奈根考古資料室(宇奈根1-8-21)。
詳しくはこちらをご覧下さい。
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