【世田谷区】議員にかかるコスト削減2つ実現!
今日は区議会第2回定例会の最終日。
区議会議員の特権と見られるような事柄2つの改善が議決されました。
1つは費用弁償という制度の改善。
区議会議員は毎月議員報酬を受け取っていますが、
それとは別に、本会議や委員会などの公務で出席した際に
これまでは、自宅距離によって4000円か6000円が毎回
支給されていたのです。
これが費用弁償ということですが、
交通費という考え方であれば金額が多すぎますし、
どのような算出で設定した金額なのか?
区民の理解が得られないと思っていましたので
交通費実費支給とすべきと区議会議員になる前から
主張していました。
これまで反対する意見もありましたが、
今回議会全体で「交通費実費支給」ということで
条例改正することとなりました。
風間は毎回6000円だったものが420円となりますが、
最高額でも1080円とのことです。
年間で算出すると、区議全員で1500万円ほどの
削減効果ということになります。
もう1つの改善は、姉妹都市交流の議員派遣に関する
予算削減です。
3つある世田谷区の姉妹都市ですが
5年に1度、記念式典出席などのために議員団を結成し、
派遣しています。
昨年はオーストリアで今年はカナダとなります。
我々民主党は議員派遣に係る予算を削減し、
その分を小中学生の派遣数を倍増すべきと
主張してきました。
3年間は議長以外に10名で議員団を結成していましたが
昨年は5名となり、今回は4名となりました。
我々民主党は第3会派として1名権利があるようで、
昨年は稲垣まさよし区議の希望により参加しましたが、
今年は全員が辞退しました。
他の会派からの補充はしないというのが前提なので
1名削減ということになり、70万円程度のコスト削減が実現しました。
ちなみに今回派遣される議員は以下の4名です。
石川征男議員(自民)、山内彰議員(自民)
板井斎議員(公明)、青空こうじ議員(無所属)
税金を使っての式典参加は
議会を代表して議長のみでよいのでは?
という意見もあり、風間はこれに賛同しています。
少しずつの改善ですが、
民間企業の経営感覚を持って
これからも取組んでいきます!
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