キッズベースキャンプの視察&社長ヒアリング
先日、桜新町に本社がある
民間学童保育事業者の
キッズベースキャンプを訪問し、
施設視察と経営者ヒアリングを
してきました。
世田谷区は学童保育政策として
全小学校内に公設公営学童の
新BOPを展開してきましたが、
風間が議会で何度か指摘しているように
過密化が進む施設がかなりあり、
延長をはじめとする多様なニーズに
応えられていないという現状があります。
我々区議会民主党としては、
この解決策のひとつとして
民間学童保育の積極誘致を
区役所に要望してきましたが
区は特に対応していない状況です。
キッズベースキャンプは2006年に
桜新町で最初の施設をスタートした
全国的にも先駆的存在です。
世田谷地域や玉川地域では
ワーキングマザー達の口コミでも広がり、
今では区内でも田園都市線沿いに
4つの施設が運営されるに至っています。
多くの施設では定員に近い
利用者がいるとのことでしたが、
行政の補助なく事業展開している為、
保護者としては利用を検討する上で
料金が高いハードルとなっています。
公営学童が時間延長などに
なかなか取組めない現状を改善すべく
東京都は今年から都型学童という新事業を
スタートさせました。
延長保育などに取組む民間学童を
都と区が折半で補助するという事業ですが、
これを活用すれば利用料金の低下にも
繋がるのではないかと考え、
キッズベースキャンプの島根社長に
ヒアリングに行ってきたのです。
この都の新たな事業に関しては
区が取組まなければ実現しないので、
風間は3月議会で区に提言したのですが、
残念ながら今後の検討課題との答弁でした。
キッズベースキャンプとしても
都の新事業には関心があり、
区民が利用しやすくなるように取組みたい
とのことでした。
こちらの写真は
桜新町施設にあるロフト。
勉強や読書などをする際に
子ども達は好んで使用するそうです。
学童保育の環境改善については、
企業だけでなく、NPOなども
自主事業を検討しているという相談を受けます。
ますます増加が見込まれる共働き世帯
を多様な形で支援していくことは、
今後の区民の世帯収入増に繋がり、
税収増に繋がることも期待できます。
東京都が取組み始めたこの新事業に
世田谷区も取組むべきと考えますので
引き続き要求していこうと思います。
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