事業仕分けされた「心のノート」
昨日行われた政府の事業仕分けでは、
文部科学省が10億円少々要求した
道徳教育関連予算が取り扱われ、
各メディアで取り上げられていました。
とりわけ、民主党が野党時代に行った事業仕分けで
「廃止」と結論づけた「心のノート」に関しては、
来年度予算の概算要求で全校配布事業を廃止したにもかかわらず、
配布を希望する自治体に財政支援するなど、
狡猾に形を変えて予算要求してることに
厳しい質問が投げかけられていました。
また、仕分け人で元杉並区立和田中学校長の藤原和博さんは
政府主導で心のあり方を誘導するようなやり方を
厳しく糾弾している様子が報じられていました。
藤原さんとは風間が議員になる前から
義務教育に関しての意見交換をしてきたこともあり、
この指摘にはとても共感しました。
以前、世田谷区はこの「心のノート」を活用しているのか
教育委員会に確認したところ、
全校で活用しているとのことでしたので
風間は先月の決算特別委員会で意見を述べました。
(録画画像の後半をご覧ください。)
「道」に関する教育は、これまでの道徳のように
机上で文字から学ぶのではなく、
体感・体得していくものだと考えます。
よって、世田谷区議会民主党としては小学校段階から
武道など道育を取り入れるよう要望してきました。
文部科学省も道徳教育予算の要求をするのであれば、
講師料などの助成という形で行えば
もう少し理解が得られたかもしれません。
いずれにしても、道徳教育に関する国の動向と
世田谷区の取組みに引き続き注目していこうと思います。
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