幼保一元化どこまで進むか?
鳩山内閣が11日、幼稚園と保育所の機能を一つにする「幼保一元化」を加速させる方針を固めた、
とニュースで報じられています。
世田谷でも、保育ニーズは高まる一方で、
幼稚園の定員割れなどの問題はあまり表にでてきませんが、
区立幼稚園は2園がすでに認定こども園に移行したところであり、
そろそろ本当に幼保の一元化は国として取組まねばならない問題だと感じます。
世田谷区の場合、区立幼稚園は教育委員会の管轄ですが、
私立幼稚園と保育園は区長部局のこども部管轄となっています。
保育待機児童の解消に向けては、
「教育委員会も全面的に協力している」との答弁のとおり、
学校の余裕教室や敷地を保育園分園設置に繋げるなど
協力的な様子が伺えます。
存続している区立幼稚園についても、教育委員会は
検討に着手するとの報告がありました。
しかし、やはり行政の縦割りが
課題解決のスピードを遅らせていると感じます。
風間としては、これまで主張してきた幼保小連携などを考えると
幼保一元化を教育行政の括りの中で実現していく必要があると考えますが、
今の世田谷区教育委員会にとても世田谷の保育行政を任せることなどはできません。
ということは、やはり世田谷区の体制そのものを
変えていく必要があるという結論になります。
国の方には、
まさに幼稚園と保育園を管轄する省庁を統合してもらい、
未就学児が学び育まれる場について
新たな基準と新たな枠組みを作ってほしいと思います。
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