教育改革セミナーin千葉に参加
今日は千葉の船橋に行ってきました。
文部科学省の教育改革セミナーと地方公聴会に参加する為です。
昨年、教育基本法が改正され今年に入ってから教育3法が制定され少しずつ政府の考える教育改革が進んでいっています。しかし、保護者の立場としては一体何がどのように変わったのかとてもわかりにくいというのが現状です。
文部科学省はこの教育改革の推進状況に関する広報・啓発の為に今年度全国7会場でこのセミナーを開催しているそうです。この頻度も適切だとは思いませんが、貴重な機会なので参加してきました。
セミナーの内容は、①文科省局長による法改正の説明②中教審委員による現状報告③千葉県教委次長、3人の講演と質疑応答で、その後に行われた公聴会は、「教育振興基本計画」についてでした。150人ほど入れる会場に数十人が参加しており、なかなか厳しい意見が飛び交うなど以前問題となった「やらせ」はないようでした。
風間はがらりとした最前列に座りじっくりと聞き入り、質疑の時間には早速挙手し、質問をしました。①の方に対しては教育ビジョン策定に関する世田谷の問題について、文科省はどのように考えるか?②の方には今後50年・100年見据えた上で、中教審として教育ビジョンは策定していかないのか?③の方には県教委が策定した教育ビジョンを市教委はどのように取り扱うのか?を質問しました。
特に②の方は世田谷ともご縁のある田村哲夫・学校法人渋谷教育学園理事長で、学校教育現場(校長職など)に携わっている方らしく、とてもわかり易く教育に対する情熱が伝わってきました。また、世田谷の問題についても承知されていて、今後の改善に期待しているとのお言葉を頂きました。
③の方による千葉県教委が策定した教育ビジョンについては、その策定ステップが、ちょうど風間が区議会で主張した内容に近いものであった為大変興味深い内容でした。
60年ぶりに改定された教育基本法が私達の子どもにどのように影響していくのか?それはまさにこれからの地方教委次第と感じました。まだまだ課題の多い世田谷の教育行政、風間は区民の代弁者として国や他地域の取組をいち早くキャッチアップして改善提案を次々にしていきます!