教員が子どもとかかわる時間が増える?
今週の文教常任委員会報告で
「教員が子どもとかかわる時間の拡充について」
〜「学校における働き方改革」を踏まえて〜
がありました。
国会の様子を見ていると、
今や「働き方改革」なる言葉は
胡散臭さしか感じませんが、
今日の報告内容は世田谷区教育委員会が
取り組む以下6点でした。
・財務・人事・文書の管理をシステム化
・給食費収納を公会計化
・教育支援チームの設置
・夏季休業期間中の休暇取得奨励期間の設定
・中学校の部活動への支援(部活動指導員制度)
・通常の学級における人的支援の充実
「教員の働き方改革」が主目的であれば
この項目を報告することは理解できますが、
「教員が子どもとかかわる時間」が増えるのか?
については、なんら情報がなかったのです。
昨年12月に文部科学省は
「学校における働き方改革に関する緊急対策」
を公表しましたが、世田谷区教育委員会は
「教員が子どもとかかわる時間の拡充について」
を主目的としているその観点は評価できます。
しかし、名目だけでは意味がありません。
上記取組によって縮減した教員の勤務時間が
児童生徒に費やされるよう
さらなる一手が必要です。
さらに、教委はそれを定量的に変化を把握し、
議会には報告すべきだ、と改善を求めました。