世田谷の保育を向上させるために
3月も終わりが近づき、
新年度を迎えようとしています。
児童・生徒は春休みとなり、
我が家も毎日の弁当準備に追われていますが、
来週から保育園入園や学童クラブ生活が始まる
子どもを育てる保護者にとっては
新生活準備で慌ただしい頃かもしれません。
4月から保育園生活が始まる家庭は特に
復職準備と保育園準備と新たな生活に対する
漠然とした不安もあろうかと思います。
世田谷区でも過去には保育に関する
事故や事件がありましたので、
保育の質を落とさないために
様々な努力をしています。
例えば、これもその取り組みの一つ。
「世田谷区保育の質ガイドライン」
が新しくなりました。
今回の改訂では、マンガを取り入れて
読みやすくなっています。
区内の認可、認証、保育室で
新年度から配布されるようです。
早く読んでみたい!という方は
こちらのページからPDFでご覧頂けます。
世田谷区議会第1回定例会は
昨日閉会となりましたが、
今回も一般質問で保育のことは取り上げました。
こちらで動画を見ることができます。
1)保育園入園申請時の窓口対応の改善
窓口で受付をする職員の対応は未だに差異があり、
時には親切心からか過剰な助言もあるようです。
結果として助言が適切でなかったこともあり、
毎年言った言わないのトラブルがあります。
助言によって選考から漏れたとなれば
保護者にとっては一大事ですから
入園選考には関わらない窓口職員が
案内書類以上の助言をすることは
やめるべきだと指摘しました。
2)認可外施設の高額な請求について
待機児童数が増えているのは区の責任です。
待機児童となってしまうリスク回避で
認可外施設申込みをする方も多くいますが、
手付金や辞退違約金で高額請求事例があります。
今回風間が相談を受けた中で最も高額だったのは
辞退の際に保育料3ヶ月分=約26万円でした。
その保育施設は認可保育園になるかもしれない、
と謳い、保護者としては今後預けることになる
可能性もゼロではないと感じ支払った
とのことでした。
このような事業者が世田谷区で認可保育園を
運営するなど望ましいことではありません。
区はこのようなことが起こらないように
対策をとるべきだと要求しました。
これらの議会質疑は、HPをご覧になった方からの
相談内容を反映させています。
保育のことに限らず、区政に関するご意見、
ご相談はお気軽にお寄せください。