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保育園反対に屈しない世田谷区

先週報じられた市川市での保育園整備断念の報道は、

風間にとっても大変ショックなことでした。

世田谷区でも近隣住民の反対によって、

これまで何件か保育施設整備が実現しなかったケースがあります。

これら実現しなかったケースの共通点は、

その保育園を待ち望んでいる保護者の声は確実にあるにもかかわらず、

近隣住民の反対する大きな声が上回り、切望する保護者の小さな声はかき消され、

行政や事業者の整備推進の力にならなかった事だと感じています。

風間が昨年9月に「認可保育園開園の危機」というタイトルでブログを書いたのは、

認可保育園がない玉川田園調布エリアでの整備計画について

点在する保育園開園を待ち望む保護者の声を

事業者や行政に直接伝えて欲しいという想いから投稿しましたが、

反対する方々の反感を相当に買ったようです。

反感を買っても尚、風間は保育園整備を進めるべきだと信念があるので

先月の予算委員会質疑では、同じく区境で認可保育園のない東玉川エリアと

玉川田園調布での保育園整備計画反対運動について取り上げました。

昨秋この二つの保育園を待ち望む方々からの議会陳情が採択となりましたが、

この陳情活動に関わった保護者の方からは、2つの保育園整備の

反対運動中心人物が自民党の元国会議員であったり、

名のある企業の社長だと聞いていましたから、

風間は委員会にて

「区は中心人物と直接話をして理解を求めるべきだ」

と提言したのです。

昨日発売の週刊朝日ではこれらの反対運動について

掲載されているという情報を得たので早速読んでみました。

反対する中心人物の実名が出ていたのは驚きましたが、

保育園を待ち望む保護者の声などが丁寧に紹介されていました。

ネットでご紹介できればと思って検索すると

ヤフーニュースで報じられており、

画像では中吊りにも記載されていました。

その後、区の保育計画・整備支援担当課に進捗を確認すると、

玉川田園調布の件については来春4月までに開園できるように進めていき、

東玉川の件については、反対する方々の強硬姿勢は変わらないものの

待ち望む声や賛成してくれる住民も多数いらっしゃることから

一歩前進させ事業者募集の手続きに入るとのことでした。

待機児童数3年連続全国ワーストになってしまっている世田谷区ですが、

かつて保育課だけで全てを行っていた業務が保坂区長になって、

認定選考と整備と運営を分けて3つの課となり増員され、

予算も大幅に増強となり、待機児童解消に向けた本気度が伝わってきます。

風間は少子化が進むこの国で子どもが増えている世田谷区は

この国の次代を担う子ども達を育む環境を整えていく使命があると考えます。

多くの区民の皆さんに理解が得られて、保育施設整備が進み、

真に子どもを育む環境ナンバーワンの自治体となることをこれからも求めていきます。

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