公金756万円の介護アプリ開発費は妥当か?
昨日に続き、区民の皆さんに知っておいてもらいたい税金の遣い方。
世田谷区ではアプリ開発がブーム?になっています。
今年度は世田谷子育てアプリと世田谷観光アプリが開発されましたが
来年度は介護アプリを開発する計画だそうです。
子育てアプリなどは開発費円で1150万円!
来年度の年間ランニングコストは400万円!の予定だそうです。
この費用も問題ですが、来年度は介護アプリを756万円の予算で開発する計画
とのことなので、先日の代表質問では見直すように求めました。
介護情報提供の利便性を向上させることは賛成ですが、
潜在ニーズを含めても介護アプリがあったらいいなと思っている区民が
それほどいるとは到底思えません。
風間はスマホもタブレットも使いますが、
実際に親の介護情報を収集した際に、まずは詳しい人に聞き、
その後はインターネットで詳細に情報収集をしました。
同世代で介護情報を収集するのはまだ珍しい方だと思いますから、
老老介護を含めて介護情報を収集する世代はもっと年上の人達です。
我々より上の年代が介護情報収集の必要が生じた時に
アプリをダウンロードして情報収集するとは到底思えません。
子育て応援アプリはターゲットがスマホ利用世代にもかかわらず、
ダウンロード数は4ヶ月で4500件程度だったそうですし、
昨今はいわゆるガラケー販売台数の方が伸びているという状況です。
今やスマホユーザーにとってもダウンロードは重たくなるので厳選傾向にありますから
756万円もかけて介護アプリを開発するなど税金の無駄遣いになりかねません。
ちなみに次年度のランニングコストは200万円程度を見込んでいるそうです。
この予算はスマホ対応世田谷介護ホームページ作成に充てた方が
今の時代に即しており、コストも一桁違ってきます、と提案しました。
皆さんはどう思いますか??
ちなみに風間のこのブログもスマホ対応になっていないので
かなりご不便をかけているようです。
現在鋭意リニューアルに取組んでいますので、アプリ開発より
どれだけ低予算で行えるのかを理解しているわけです。