保育園待機児童問題に関する区の答弁は…
区議会議員の任期は4年。
今日は任期中最後となる議場での質問を行いました。
今日の記事は最も深刻な問題である
保育園待機児童問題に対する質疑と答弁について報告します。
質問と答弁の要旨は以下4点です。
Q1) 4月の待機児童数は過去最高を更新しそうな状況だが、
区は来年度2082人分の定員増予定とのこと。
待機児童東京ワーストになって以来、
年度の整備予定数に達した事はないが達成見込みがあるのか?
A1)整備できるよう取組んでいく。
Q2) 3歳児待機児童問題の解決策が具体的に取組まれていないことは問題だ。
区立幼稚園の用途転換は待機児童解消に繋がるように代替案を示せ。
また、区がすぐにでも取組める区立保育園の3歳児枠の拡大を検討せよ。
A2)来年春の多聞幼稚園については3歳クラスをできなかった理由説明があり、
区立幼稚園の認定こども園転換計画が前倒しについてはあいまいな答弁。
区立保育園の3歳児枠の調整は検討するとのこと。
Q3) 3歳児待機児童問題の代替策としてファミリーサポート事業を構築し、
ファミサポの担い手不足については、NPO等の委託も検討せよ。
A3)ファミリーサポート事業は担い手募集に注力し、対象年齢の拡大などに取組んでいく。
Q4) 認可保育園選考の基準変更については議会の議論を経ずに決定したのか?
そうだとすれば区民の声をきかない暴挙だ。
原点に戻り「保育に対する度合いが高い子ども」から選考する制度に見直せ。
A4)これまでの議会の議論を聞いてきたし、先日の委員会報告を経て決定した。
いずれも納得のいかない答弁が続きました。
本会議の質疑応答は、一問一答でないため、追求していくことができない形式ですが、
再来週から一問一答形式の予算委員会があります。
ここで、この問題についてはさらに追求していく予定です。